【日本とイスラエル】稲荷神社はイエス・キリスト神社だった(3)

稲荷神社の鳥居

「稲荷神社はイエス・キリスト神社だった」久保有政氏のYouTube解説から何回かに分けてご紹介いたします。 今日はその(3)です。

赤い鳥居

稲荷神社はむしろ、古代東方キリスト教徒・秦氏の信仰を表した神社だった。たとえば、稲荷神社といえば赤い鳥居である。秦氏は聖書を信じる民だったから、その赤い鳥居を通して、かつてエジプトにいた古代イスラエル人たちが、過越のために家の入口に小羊の血を塗ったという故事を表現していた。

過越の象徴

その血が赤く塗られた家は、死の災いが過ぎ越していったのである。そして、その小羊の血は、イエス・キリストの十字架の犠牲の血をも象徴していた。聖書は、イエス・キリストを「私たちのための過越の小羊」と呼んでいる。稲荷神社の赤い鳥居は、そのことの象徴であったろう。

「イナリ」

また稲荷神社の「稲荷」は、もとは「伊奈利」と書いた。伊奈利は、万葉仮名である。万葉仮名は、今日私たちが外来語にカタカナを使うのと同様、外来語に当てはめた文字である。もともと「イナリ」という音があり、それに伊奈利とか稲荷という漢字を当てはめたにすぎない。

「イナリ」とは何なのか

秦氏は東方キリスト教の流れを汲んだ人々だったから、イエスを信仰し、イエスの象徴として「インリ」という言葉を使っていた。インリとは、十字架の罪状書に書かれた「ユダヤ人の王ナザレのイエス」を示す頭文字 INRI である。

羊太夫

実際、群馬県では、秦氏の人々であった有力者「羊太夫」(8世紀)の石槨のかたわらから、INRI と同様の JNRI (I と J は共にイエスの頭文字)という文字の刻まれた銅板が出土している。(松浦静山「甲子夜話」)

イナリ=INRI

ところが、当時の日本に「ン」を表す文字はなかった。・・・「ン」はもともと、ナザレの「ナ」の部分であるから、秦氏はインリ=INRIではなく、これをイナリ=INaRI といったであろう。つまり、稲荷神社はもともと「イエス・キリスト神社」だったわけである。(久保有政氏の解説からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の心の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 11章10~26節

セムの系図は次のとおりである。セムは百歳になって洪水の二年の後にアルパクサデを生んだ。セムはアルパクサデを生んで後、五百年生きて、男子と女子を生んだ。

アルパクサデは三十五歳になってシラを生んだ。アルパクサデはシラを生んで後、四百三年生きて、男子と女子を生んだ。

シラは三十歳になってエベルを生んだ。シラはエベルを生んで後、四百三年生きて、男子と女子を生んだ。

エベルは三十四歳になってペレグを生んだ。エベルはペレグを生んで後、四百三十年生きて、男子と女子を生んだ。

ペレグは三十歳になってリウを生んだ。ペレグはリウを生んで後、二百九年生きて、男子と女子を生んだ。

リウは三十二歳になってセルグを生んだ。リウはセルグを生んで後、二百七年生きて、男子と女子を生んだ。

セルグは三十歳になってナホルを生んだ。セルグはナホルを生んで後、二百年生きて、男子と女子を生んだ。

ナホルは二十九歳になってテラを生んだ。ナホルはテラを生んで後、百九年生きて、男子と女子を生んだ。

テラは七十歳になってアブラム、ナホルおよびハランを生んだ。

セムの系図

ノアの子セムからアブラム(後のアブラハム)に至る系図が記されています。イスラエル民族はアブラハムの子孫ですから、イスラエル民族は遡れば、セムの子孫であると聖書は言っていることが分かります。日本にも多くのイスラエル系渡来人があったことからすれば、日本人の多くもまたセムの子孫であると言うことができるのでしょう。

寿命が短くなった

また、アダムからノアに至るまでは、千年程度の寿命であったと記されていましたが、洪水以降、人の寿命がどんどん短くなっていったことが読み取れます。太陽や宇宙空間からの有害な宇宙線から地球を守っていた空の上の水の層がなくなり、地上に雨となって落ちてしまったために、人体に有害な影響が及び、寿命が短くなったと指摘する科学者もいます。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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