日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「神道のルーツとユダヤ3:供え物と禊ぎ」からご紹介いたします。
清めの塩
日本神道では、水だけでなく塩も、禊ぎのために用いられる。相撲の力士は、対戦の前に土俵に塩をまく。欧米人はこれを見ても、何の意味だろうと思う。しかしユダヤ人なら、それは土俵を清めるためだと即座に理解すると、ラビ・M・トケイヤーは述べている。
ユダヤ人の風習
ユダヤ人には、新しく家を造ったときなど、そこに入る際に塩をまく風習があるからだ。家を清めるためである。そういう習慣をみると、日本人は「私たちの習慣と同じだ」と感じる。
日本人の風習
日本では、神社などの聖地の清め、お神輿の清めなどにも塩が用いられる。こうした風習はユダヤ人にも、なじみのある風習だ。また先にも述べたように、日本神道でも古代イスラエル宗教でも、供え物には必ず塩が添えられた。ユダヤ人は食事を、パンに塩をふりかけることから始める。これはパンを清め、食卓を一種の聖なる祭壇とする行為なのだ。
日本とユダヤ
ユダヤ人の食卓に塩が置いていないことはない。肉も、食べる前に必ず塩づけにされる。これは肉を清めるためであり、肉から血を抜くためである。小谷部全一郎によると、日本には明治維新以前に、新たに誕生した赤児の産湯に、少量の塩を入れる習慣があった。古代イスラエルにも、新たに生まれた赤児を塩でやわらかくこすり、水で洗い清める風習がった(旧約聖書エゼキエル書16章4節)。塩には、洗い清める作用があり、衛生上の理由からも、新生児は塩でやわらかくこすられたのである。
禊ぎ
このように、古代イスラエルと日本に共通して「禊ぎ」の考え方があった。そしてその禊ぎのために、イスラエルでも日本でも同様に、水あるいは塩が用いられたのである。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 創世記 36章31~43節
イスラエルの人々を治める王がまだなかった時、エドムの地を治めた王たちは次のとおりである。ベオルの子ベラはエドムを治め、その都の名はデナバであった。ベラが死んで、ボズラのゼラの子ヨバブがこれに代って王となった。
ヨバブが死んで、テマンびとの地のホシャムがこれに代って王となった。ホシャムが死んで、ベダデの子ハダデがこれに代って王となった。彼はモアブの野でミデアンを撃った者である。その都の名はアビテであった。
ハダデが死んで、マスレカのサムラがこれに代って王となった。サムラが死んでユフラテ川のほとりにあるレホボテのサウルがこれに代って王となった。サウルが死んでアクボルの子バアル・ハナンがこれに代って王となった。
アクボルの子バアル・ハナンが死んで、ハダルがこれに代って王となった。その都の名はパウであった。その妻の名はメヘタベルといって、メザハブの娘マテレデの娘であった。
エサウから出た族長の名は、その氏族と住所と名に従って言えば次のとおりである。すなわちテムナの族長、アルワの族長、エテテの族長、アホリバマの族長、エラの族長、ピノンの族長、ケナズの族長、テマンの族長、ミブザルの族長、マグデエルの族長、イラムの族長。
これらはエドムの族長たちであって、その領地内の住所に従っていったものである。エドムびとの先祖はエサウである。
エドムの王たちと族長
イスラエルに王はいませんでしたが、エドムには王がいたと記されています。その歴代の王たちの名前とエドムの11の族長名が記されています。イスラエル(ヤコブ)の子孫もエドム(エサウ)の子孫もその数が増え、国のレベルになっていたということでしょう。アブラハムという一人の人に始まりましたが、その子孫はこのように増え、国となっていった様子が記されています。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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