移住先物件の見学をすべて無事に終えて自宅に帰ってきました。引き続き、久保有政氏のYouTube動画解説から日本とイスラエルに関連する内容をご紹介いたします。今日は「神道のルーツとユダヤ4:穢れ、罪の観念、清潔等について」からの紹介です。
月経の穢れ
古来、日本では月経(生理)中の女性は、神事に参加してはならなかった。そうした女性は宗教的な「穢れ」の中にある、とみなされたからである。夫との性交渉もさけられ、部落内に設けられた共同の別小屋「月経小屋」に、彼女は月経中およびその後の「数日あるいは七日程度」にわたって、こもらなければならなかった。
忌みの期間
これを「忌みの期間」という。そこは男子禁制であり、食事も家族と別扱いであった。月経小屋の風習は明治初期に廃止されたが、それまでは日本全国でみられたのである。・・・これは古代イスラエル人の風習と全く同じなのだ。
古代イスラエルの風習
イスラエルにおいても月経中の女性は神事に参加できず、夫から離れて、月経小屋にこもることが行われた。こもる期間は、月経中およびその後の「7日間」だった(旧約聖書レビ記15章19,28節)。この「こもる」ことを、「血のきよめのためにこもる」といった。それは清めのため、また穢れを家や村に持ち込まないためであった。現代のユダヤ人も、女性の月経中およびその後の7日間、夫との性交渉も禁じられている。
清め
・・・さて、日本において月経小屋にこもるその忌みの期間が終わると、女性は川や泉、海などの自然の水で身を洗い、清めた。これはユダヤでも全く同じで、穢れの期間が終わると女性は自然の水で「ミクベ」(沐浴)をし、身を洗い清めるのである。ただし自然の水がないときは、浴槽でもよいとされている。
ユダヤ人と日本人に共通の観念
・・・このように、生理中とその後の期間にわたって穢れの観念があること、夫との隔たりを持つ風習があること、そしてその穢れの期間が終わると自然の水で清めるという風習を持っているのは、ユダヤ人と日本人の顕著な共通点である。以前、私(久保有政氏)が、ラビ・M・トケイヤーにお会いしたとき、彼はこれをとくに強調していた。これは、両者の古代における深いつながりを示す重要な証拠に違いない。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 創世記 37章29~36節
さてルベンは穴に帰って見たが、ヨセフが穴の中にいなかったので、彼は衣服を裂き、兄弟たちのもとに帰って言った、「あの子はいない。ああ、わたしはどこへ行くことができよう」。
彼らはヨセフの着物を取り、雄やぎを殺して、着物をその血に浸し、その長そでの着物を父に持ち帰って言った、「わたしたちはこれを見つけましたが、これはあなたの子の着物か、どうか見さだめてください」。
父はこれを見さだめて言った、「わが子の着物だ。悪い獣が彼を食ったのだ。確かにヨセフはかみ裂かれたのだ」。そこでヤコブは衣服を裂き、荒布を腰にまとって、長い間その子のために嘆いた。
子らと娘らとは皆立って彼を慰めようとしたが、彼は慰められるのを拒んで言った、「いや、わたしは嘆きながら陰府に下って、わが子のもとへ行こう」。こうして父は彼のために泣いた。
さて、かのミデアンびとらはエジプトでパロの役人、侍衛長ポテパルにヨセフを売った。
彼は慰められるのを拒んだ
ヨセフは死んでしまったと思い込み、父イスラエルは深く悲しみ、慰めを拒み、自分も死んで、ヨセフのもとへ行こうとまで言っています。それほどの深い悲しみでした。しかし、実際にはヨセフは死んでいません。神の守りの中にヨセフは置かれていました。いいえ、ヨセフだけではありません。目には見えませんが、私たちは皆、神の守りの中に置かれているのです。人間を中心にしていると見えなくなってしまいますが、目に見えない神に目を留めるなら、神の守り、神の御業、神の導きをあらゆるところに見出すことができます。それがはっきりと見えなかったとしても、それでも人間中心になって自暴自棄になるのではなく、神に目を留めて前進することが大切なことではないでしょうか。神に目を留めて今日も前進しようではありませんか。
いかがでしたか
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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