日本と古代イスラエル/古代ユダヤの類似について、久保有政氏のYouTube動画解説「日本のルーツとユダヤ3・日本にもあったエデンの園伝説/中近東にもあった「ヤマト」」からご紹介いたします。
豚に関する風習
・・・沖縄の人は豚をよく食べる。私は沖縄の人はみな豚肉が好きなのだと思っていた。ところが、沖縄には「ユタ」(霊媒師)と呼ばれる人がいる。死者の霊を呼び出して生者にその言葉を語る口寄せである。・・・こうした元「ユタ」の方がいて、彼女が私に話してくれたところでは、昔の「ユタ」や「ノロ」(神職)は一年中、豚を食べなかったという。
豚は不浄
その理由が注目に値する。豚は「汚れた動物」であり、「罪人(つみびと)の食べ物」だからだという。なんと、これは旧約聖書に述べられた観念と同じではないか。イスラエル人にとって豚は「汚れた動物」であり、「罪人の食べ物」だと教えられていた。それでイスラエル人は豚肉を1年中、食べなかったのである。
久高島での風習
この観念は、沖縄ではユタや、ノロだけでなく、一部の民間人の間にもある。たとえば沖縄の久高島(くだかじま)では、正月の3日間は、村人が豚肉を食べるのは禁止。また、豚肉を食べてから神前に出るのも恐れ多いという。そのことを久高島の人々は、「神に対して恐れ多い(エーミサン)」という。
古代イスラエル起源
この観念は一体どこから来たものか。中国人には、昔も今もこうした観念はない。・・・また、東南アジアの人々から来たものでもない。しかしこの風習は、イスラエル人のものに酷似している。
沖縄に残る古代イスラエル系渡来人の痕跡
沖縄には日本の最も古い形の神道が残っている、といってよい。そこにはエデンの園伝説があり、アダムとイブ伝説があり、宗教的に豚を不浄視する風習もある。日本本土にも、大昔にはこのような風習があったに違いない。それは、日本にやって来た古代イスラエル人たちが持ち込んだものと思われるのである。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 出エジプト記 1章8~14節
ここに、ヨセフのことを知らない新しい王が、エジプトに起った。彼はその民に言った、「見よ、イスラエルびとなるこの民は、われわれにとって、あまりにも多く、また強すぎる。さあ、われわれは、抜かりなく彼らを取り扱おう。彼らが多くなり、戦いの起るとき、敵に味方して、われわれと戦い、ついにこの国から逃げ去ることのないようにしよう」。
そこでエジプトびとは彼らの上に監督をおき、重い労役をもって彼らを苦しめた。彼らはパロのために倉庫の町ピトムとラメセスを建てた。しかしイスラエルの人々が苦しめられるにしたがって、いよいよふえひろがるので、彼らはイスラエルの人々のゆえに恐れをなした。
エジプトびとはイスラエルの人々をきびしく使い、つらい務をもってその生活を苦しめた。すなわち、しっくいこね、れんが作り、および田畑のあらゆる務めに当らせたが、そのすべての労役はきびしかった。
イスラエルは強すぎる
かつてはヨセフによってエジプトは大いに救われました。当時のエジプト王はヨセフとイスラエル一族を喜んで迎え入れました。しかし、時の流れは状況に変化をもたらします。イスラエルの子らはエジプトで大いにその数が増えましたが、ヨセフのことを知らないエジプト王は不安を感じたようです。信頼がないと不安が募るものでしょう。エジプトにおけるイスラエル一族の状況は悪くなっていきました。もし、神に目を留めていなければ、状況に押し流されてしまいかねません。私たちを取り巻く状況も、人間的に見るなら、悪い方へ向かっていると感じることもあることでしょう。しかし、神に見放されたのではありません。神には計画があります。今は分からないかもしれませんが、やがて分かる時がくるでしょう。人間的な思いに流されないで、神に目を留め、心に示されることを、神の前に成して生活しましょう。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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