【日本とイスラエル】伊勢神宮と古代イスラエルの幕屋(7)

日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「伊勢神宮と古代イスラエルの幕屋」からご紹介いたします。

元伊勢にあったマナの金の壺

伊勢神宮が昔、近畿地方のあちこちを移動していたとき、その元あった所を「元伊勢」といいます。元伊勢の一つに京都府宮津市の籠(この)神社があります。籠神社は、有名な天橋立にあります。日本三景の一つ、海に面した美しい砂州です。

橋立とは

橋立とは、はしごの意味です。伝説によれば、この地に、天と地をつなぐはしごがありました。そこを神々が上り下りしていました。上り下りしていた場所が、籠神社でした。しかしそのはしごが、あるとき倒れ、今のような砂州になったという言い伝えです。

イスラエルの伝説

これはまさに、イスラエル人の伝説そのものでしょう。聖書には、イスラエル人の父祖ヤコブが、あるとき、夢の中で見ると、天地を結ぶはしごがかかっていて、そこを天使たちが上り下りしていました。そこでヤコブはその地をベテル(神の家)と呼んだのです。すなわちそこが最初の神社でした。

マナの壺

また籠神社では、宮司の話によれば、かつて「真名(マナ)の壺」と呼ばれる金の壺を、重要な儀式のときに用いていました。宮司は、それはいま伊勢神宮外宮に移されたと考えていますが、この金の「真名の壺」は、まさに古代イスラエルにあった金の「マナの壺」を思い起こさせます。

マナとは

マナとは荒野流浪時代のイスラエル人に与えられた天からの食べ物です。金の壺はそれを入れたものでした。日本人はまた料理のときに使う板を「マナ板」と呼んでいます。このマナは、魚や野菜、その他食物をさしています。(久保有政氏の解説からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 24章15~21節

彼がまだ言い終わらないうちに、アブラハムの兄弟ナホルの妻ミルカの子ベトエルの娘リベカが、水がめを肩に載せて出てきた。その娘は非常に美しく、男を知らぬ処女であった。

彼女が泉に降りて、水がめを満たし、上がってきた時、しもべは走り寄って、彼女に会って言った、「お願いです。あなたの水がめの水を少し飲ませてください」。

すると彼女は「わが主よ、お飲みください」と言って、急いで水がめを自分の手に取りおろして彼に飲ませた。飲ませ終って、彼女は言った、「あなたのらくだもみな飲み終るまで、わたしは水をくみましょう」。

彼女は急いでかめの水を水ぶねにあけ、再び水をくみに井戸に走って行って、すべてのらくだのために水をくんだ。その間その人は主が彼の旅を祝福されるか、どうかを知ろうと、黙って彼女を見つめていた。

主の御心を知ろうと黙って見つめていた

イサクの妻を求めて、アブラハムの故郷にやって来たしもべは神の御心を求めていました。目の前に現れた女性はまさに神が備えた女性のように思われます。水をもとめるしもべに喜んで水を与え、それだけでなく、らくだにも水を飲ませましょうと自ら申し出ました。彼女は急いでかめの水を水ぶねにあけ、再び水をくみに井戸に走って行ったと記されています。その様子は最高のことを喜んで自らしようとしている姿です。それは神から与えられた思いではないでしょうか。彼女もまた人間的な思いではなく、神の喜びのために生きていたのでしょう。それでもしもべは自分で解釈せず、神が備えた女性であるかどうかを見極めようとしています。このように常に神に心を向けること、神の御心に従うことが重要なことだと思います。間違いのない、確かな判断が与えられます。 私利私欲、人間的な思いが我々の判断を誤らせるのです。

いかがでしたか

参考になりましたら「いいね!」でお知らせください。また、シェアのご協力もよろしくお願いします。今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

本をお求めください
本の表紙

Amazonから「日本人の信仰が世界を救う—元キリスト教牧師が語る神の国ニッポン」を出版しています。電子版は100円。文庫版は2,182円。日本人の高い国民性のルーツは聖書にあること、イエスの教えはキリスト教よりむしろ「日本人の信仰」の中に引き継がれていることが分かります。ぜひ、読んでみてください。詳しくは書籍情報をご覧ください。

目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

「日本人の幸せ」(電子版100円)をお買い求めください!

Amazonから「日本人の幸せ—古代ユダヤ人がもたらしたイエスの教え」(196ページ)が販売されました。一人でも多くの方に読んでいただけるように、電子版の価格を100円といたしました。(文庫版も好評発売中。詳しくはAmazonのサイトでご確認ください。)レビューのご協力もよろしくお願いします。

目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

詳しくは書籍情報をご覧ください。