【日本とイスラエル】「ひい、ふう、みい・・・」はヘブル語(1)

日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「日本の中の古代ユダヤ~伝統に受け継がれた古代イスラエル」からご紹介いたします。

ヘブル語起源の日本語

ヨセフ・アイデルバーグというユダヤ人がいて、日本語にはヘブル語(ヘブライ語)起源の言葉が非常に多い、という内容の本を書いている。アイデルバーグは日本に来て、京都の護王神社で神官の見習いを務めるかたわら、日本語を勉強し、日本語にはヘブル語起源のものが数多くあることに気づいたという。

「ひい、ふう、みい・・・」

たとえば彼は、「ひい、ふう、みい、よお、いつ、むう、なな、やあ、ここの、とうぉ」はヘブル語だと主張する。私たちはこの言葉を、昔から数を数えるときの言葉として、なにげなく使っているが、ではその意味は何か、といったらわからない。

『記紀』の記述

『記紀』(古事記と日本書紀)には、天の女神であるアマテラスが「天の岩屋戸」に隠れ、そのために世の中が真っ暗になった、という話がのっている。このとき、女神がそこから出てもらおうと、ウズメ(アメノウズメノミコト)がその前で踊り、一方、女祭司コヤネ(アメノコヤネノミコト)は、他の神々の見守る中「祝詞」すなわち祈祷文を唱えた。

古い伝承

記紀には、その祈祷文がどのようなものだったかは記されていない。しかし古い伝承によると、それが、この「ひい、ふう、みい・・・」であった。実際、「ひい、ふう、みい・・・」は、今も古神道の鎮魂法の祓詞としても用いられている。

ヘブル語での解釈

これは少し訛りを修正すれば、ヘブル語では、「ひぁ、ふぁ、み、よっ、つぃぁ、ま、なーね、やあ、かへな、たうぉ」となり、「ヒァファ ミ ヨツィア ア ナーネ ヤカヘナ タウォ」と発音される。意訳すれば、「誰がその美しいかた(女神)を連れ出すのでしょう。彼女が出て来るために、誘いにいかなる言葉をかけるのでしょう」ということである。あるいは、「だが、そのうるわしめを出すのやら。いざないに、いかなる言葉をかけるやら」という美しい詩文となる。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 21章15~21節

やがて皮袋の水が尽きたので、彼女はその子を木の下におき、「わたしはこの子の死ぬのを見るに忍びない」と言って、矢の届くほど離れて行き、子供の方を向いてすわった。彼女が子供の方に向いてすわったとき、子供は声をあげて泣いた。

神はわらべの声を聞かれ、神の使は天からハガルを呼んで言った、「ハガルよ、どうしたのか。恐れてはいけない。神はあそこにいるわらべの声を聞かれた。立って行き、わらべを取り上げてあなたの手に抱きなさい。わたしは彼を大いなる国民とするであろう」。

神がハガルの目を開かれたので、彼女は水の井戸のあるのを見た。彼女は行って皮袋に水を満たし、わらべに飲ませた。

神はわらべと共にいまし、わらべは成長した。彼は荒野に住んで弓を射る者となった。彼はパランの荒野に住んだ。母は彼のためにエジプトの国から妻を迎えた。

神はわらべの声を聞かれた

アブラハムの家を追われたハガルとイシマエルは、水も尽き、ハガルは死を覚悟したようです。しかし、子供は声をあげて泣き、神はわらべの声を聞かれたと記されています。神はハガルではなく、子供の声を聞いたのです。もしかしたら、ハガルは神に助けを求めなかったのかもしれません。もし、神に助けを求めたなら、神はハガルの声も聞かれたでしょう。大切なことは人間的に判断して諦めることではなく、神に目を上げて、助けを求めることではないでしょうか。人ではなく、神に目を留めて生きる。それが希望であり、救いではないでしょうか。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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