【日本とイスラエル】菊の御紋とエルサレムの紋

日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「日本の中の古代ユダヤ~伝統に受け継がれた古代イスラエル」から、菊の御紋とエルサレムの紋についてご紹介いたします。

皇室の紋章

日本の皇室の紋章と言えば、菊の御紋である。中央の小さな円と、そのまわりの十六枚の花びらとからなっている。菊の御紋は古くからの伝統に基づいている。しかし、古い時代の菊の紋章を見てみると――この紋章は中央の円がもう少し大きく、菊というよりはヒマワリに似た形だったことがわかる。

エルサレムの紋章

それはエルサレムのヘロデ門上部に今もある紋章とほとんど同じ形をしている。エルサレムのヘロデ門の紋章も、やはり十六枚の花びらであり、日本の皇室の紋章と同じである。この形は、中近東地域では、古代からあちこちで用いられていたマークだった。

中近東で使用されたマーク

もっとも、中近東のマークは、「菊の紋」とは呼ばれていない。イスラエルには昔、菊はなかった。この形は、古代のイスラエルや中近東地域で広く用いられていた一種のデザインであった。エジプトでも、バビロニアでも、同じマークが発見されている。いずれも、王家にかかわるマークとしてよく用いられていた。

なぜ日本の皇室の紋章となったのか

それがなぜ、日本の皇室の紋章となっているのか。これは日本の皇室と中近東とのつながりを示す一つの事柄である。日本の皇室の紋章は、日本の皇室と中近東、とりわけ古代イスラエルとの関係を示すものなのかもしれない。(久保有政氏の解説からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 20章8~18節

そこでアビメレクは朝早く起き、しもべたちをことごとく召し集めて、これらの事をみな語り聞かせたので、人々は非常に恐れた。

そしてアビメレクはアブラハムを召して言った、「あなたはわれわれに何をするのですか。あなたに対してわたしがどんな罪を犯したために、あなたはわたしとわたしの国とに、大きな罪を負わせるのですか。あなたはしてはならぬことをわたしにしたのです」。アビメレクはまたアブラハムに言った、「あなたはなんと思って、この事をしたのですか」。

アブラハムは言った、「この所には神を恐れるということが、まったくないので、わたしの妻のゆえに人々がわたしを殺すと思ったからです。また彼女はほんとうにわたしの妹なのです。わたしの父の娘ですが、母の娘ではありません。そして、わたしの妻になったのです。神がわたしに父の家を離れて、行き巡らせた時、わたしは彼女に、あなたはわたしたちの行くさきざきでわたしを兄であると言ってください。これはあなたがわたしに施す恵みであると言いました」。

そこでアビメレクは羊、牛および男女の奴隷を取ってアブラハムに与え、その妻サラを彼に返した。

そしてアビメレクは言った、「わたしの地はあなたの前にあります。あなたの好きな所に住みなさい」。またサラに言った、「わたしはあなたの兄に銀千シケルを与えました。これはあなたの身に起ったすべての事について、あなたに償いをするものです。こうしてすべての人にあなたは正しいと認められます」。

そこでアブラハムは神に祈った。神はアビメレクとその妻および、はしためたちをいやされたので、彼らは子を産むようになった。これは主がさきにアブラハムの妻サラのゆえに、アビメレクの家のすべての者の胎を、かたく閉ざされたからである。

人々は非常に恐れた

アビメレクは朝早く起きて、しもべたちをことごとく召し集めて、このことをみな語り聞かせたとあります。時を移さず、なるべく早く、この問題を解決したいと考えたのでしょう。それを聞いた人々も非常に恐れたと記されています。アブラハムはこの所には神を恐れるということがまったくないと言っていますが、アビメレクもしもべたちも神を恐れたのではないでしょうか。正しく生きる者は神を恐れる必要はありませんが、自分が悪を犯していると気づいたら、神を恐れるのではないでしょうか。それでも神への恐れがないとすれば、それは本当に良心が堕落してしまっている証拠でしょう。

神はアビメレクと妻、はしためたちをいやされた

アビメレクはサラがアブラハムの妻と分かったので、サラをアブラハムに返し、また、サラのための償いもし、すべての人に正しいと認められるようにしました。アブラハムは神に祈り、神はアビメレクと妻、はしためをいやされ、子を産むようになったと記されています。アビメレクは神の前に正しく行ったと思います。それが祝福となりました。自己中心、人間中心が災いと滅びを招いてしまうのです。神に立ち返り、神の御心に従って生きる。それが祝福の道であり、太古の昔から日本人が大切に守って来た生き方に他なりません。

いかがでしたか

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目次
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二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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