日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「日本の中の古代ユダヤ~伝統に受け継がれた古代イスラエル」からご紹介いたします。
赤穂四十七士
「忠臣蔵」で有名な赤穂四十七士は、赤穂藩の武士たちである。赤穂藩は、今の兵庫県赤穂市のあたりにあった。高楠順次郎博士の研究によれば、赤穂は、秦氏と呼ばれる渡来人一族が日本に上陸したところだった。・・・赤穂藩の人々の多くは秦氏だった。
秦氏とユダヤ
秦氏は、しばしばユダヤとの関係が言われる一族である。赤穂(アコー)の名も、古代イスラエルの港町アコー(アッコー)にちなんで秦氏がつけたのではないか、とさえ思われる。また、主君にあれほど忠実に仕え、最後は切腹をして果てた赤穂浪士たちの心情は、非常にユダヤ的でさえある。
マサダの砦
ユダヤには「マサダの砦」と呼ばれる史跡がある。これは一世紀にローマ帝国に対するユダヤ人の反乱軍が籠城したところだが、彼らは最後に、主君である神に忠実であるために960人全員が自害して果てたのである。・・・イスラエル人の兵士は、兵士になったとき皆そこに登り、国のために命を捧げることを誓うのである。(久保有政氏の解説からの引用は以上です。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 創世記 19章30~38節
ロトはゾアルを出て上り、ふたりの娘と共に山に住んだ。ゾアルに住むのを恐れたからである。彼はふたりの娘と共に、ほら穴の中に住んだ。
時に姉が妹に言った、「わたしたちの父は老い、またこの地には世のならわしのように、わたしたちの所に来る男はいません。さあ、父に酒を飲ませ、共に寝て、父によって子を残しましょう」。
彼女たちはその夜、父に酒を飲ませ、姉がはいって父と共に寝た。ロトは娘が寝たのも、起きたのも知らなかった。
あくる日、姉は妹に言った、「わたしは昨夜、父と寝ました。わたしたちは今夜もまた父に酒を飲ませましょう。そしてあなたがはいって共に寝なさい。わたしたちは父によって子を残しましょう」。
彼らはその夜もまた父に酒を飲ませ、妹が行って父と共に寝た。ロトは娘の寝たのも、起きたのも知らなかった。こうしてロトのふたりの娘たちは父によってはらんだ。
姉娘は子を産み、その名をモアブと名づけた。これは今のモアブびとの先祖である。妹もまた子を産んで、その名をベニアンミと名づけた。これは今のアンモンびとの先祖である。
父によって子を残す
それは神の前に正しいことであったのでしょうか。それとも人間中心の考えであったのでしょうか。私には分かりませんが、ふたりの娘はそのようにして子を残そうと考えたようです。子孫を残すことは悪い事ではないと思います。しかし、父ロトと相談した上で、また祈って神の御心を求めた上での判断であれば、それは決して人間中心ではなく、神中心とも言えたかもしれませんが、父にも相談せず、神にも祈らずに決めたのであれば、それはふたりの娘の人間中心の考えであったのかもしれません。その結果、何を刈り取ることになったのでしょうか。良い収穫を得たのでしょうか。それとも悪い収穫を得ることになったのでしょうか。引き続き聖書の記述を追いかけていく必要があります。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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