古代日本とイスラエルの関係について、久保有政氏のYouTube動画「神社のお神輿と古代イスラエルの契約の箱」からご紹介いたします。今日はその(5)最終回です。
お神輿にまつわる風習
お神輿に関しては、ほかにも古代イスラエルとの結びつきを思わせる多くのことがある。たとえば京都の祇園神社(八坂神社)では、毎年、祇園祭のときに男たちが「お神輿をかついで川に入り、川を渡る」。ほかの地でもそのような祭がある。こうした光景は、かつてイスラエル民族の出エジプトのあと、祭司たちが「契約の箱をかついでヨルダン川を渡った」という故事の絵に見えてならない。(旧約聖書 ヨシュア記 3章14~17節)
身を清める
また以前、テレビを見ていると、瀬戸内海のある島の祭の様子を映していた。それによるとその島では、お神輿をかつぐ役目を得た選ばれた男性たちは、1週間にわたって一つの家に泊まり込み、共同生活をするという。汚れ(穢れ)から身を遠ざけるためだ。そして、いよいよお神輿をかつぐ前日になると、彼らは海に入って身の清めをする。
古代イスラエルの風習
それを見て、筆者は度肝をぬかれてしまった。なぜなら、これはまさに、古代イスラエルの祭司たちの風習と同じだからだ。「祭司たちとレビ人たちは、イスラエルの神、主の箱を運び上るために身を聖別した」(旧約聖書 歴代誌Ⅰ 15章14節)と聖書に記されている。「聖別した」とは、身の清めをした、みそぎをした、の意味である。それは海や、川、湖などの自然の水に入って、水浴びをし、お清めをするものであった。
剣山のアーク
四国にある「剣山」の風習も興味深い。そこは、古代イスラエルにまつわる伝説が数多くあることでも有名な所だ。その剣山で毎年、「山頂にお神輿をかつぎ上る」祭が持たれている。・・・お神輿を担ぎ上げる日である7月17日は、昔、ノアの箱舟がアララテ山という高山に漂着した日と同じである。「箱舟は、第七の月の十七日に、アララテの山の上にとどまった」(旧約聖書 創世記 8章4節)と聖書に書かれている。・・・英語では「箱舟」も「契約の箱」も、同じく「アーク」(ark)という。つまり、剣山のお神輿は、箱舟に見たてられて山頂に上げられているのかもしれない。このように、日本の神社のお神輿のルーツは古代イスラエルにある。(久保有政氏の解説からの引用は以上です。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は古代イスラエル系渡来人によって日本にもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 創世記 17章1~8節
アブラムの九十九歳の時、主はアブラムに現れて言われた、「わたしは全能の神である。あなたはわたしの前に歩み、全き者であれ。わたしはあなたと契約を結び、大いにあなたの子孫を増すであろう」。
アブラムは、ひれ伏した。神はまた彼に言われた、「わたしはあなたと契約を結ぶ。あなたは多くの国民の父となるであろう。あなたの名は、もはやアブラムとは言われず、あなたの名はアブラハムと呼ばれるであろう。わたしはあなたを多くの国民の父とするからである。
わたしはあなたに多くの子孫を得させ、国々の民をあなたから起そう。また、王たちもあなたから出るであろう。わたしはあなた及び後の子孫との神となるであろう。わたしはあなたと後の子孫とにあなたの宿っているこの地、すなわちカナンの全地を永久の所有として与える。そしてわたしは彼らの神となるであろう」。
わたしは全能の神である
女奴隷ハガルがサライのもとにもどって13年が経過していたようです。すでにイシマエルが生れて、12歳にはなっていたことでしょう。アブラム九十九歳の時に神がアブラムに現れ、アブラムに語ったとされる言葉が記録されています。神の前に歩み、全き者であれ。神はアブラムと契約を結ばれ、その子孫を大いに増やす。多くの国民がアブラムから出る。王たちも出る。神は彼らの神となる。それはヘブライ民族であり、イスラエル人、ユダヤ人もやがてアブラハムの子孫から出ることになります。それはただアブラハムの子孫だけでなく、アブラハムを通してすべての国民、人類を祝福するという約束でもあります。自己中心、人間中心を退けて、この神に立ち返り、この神に従って生きること。この神こそ私たち日本人の神なのです。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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