古代日本とイスラエルの関係について、久保有政氏のYouTube動画「神社のお神輿と古代イスラエルの契約の箱」からご紹介いたします。今日はその(2)です。
映画『キング・ダビデ』(前回の続き)
契約の箱の前を進むダビデ王の踊りも、どこか日本の「阿波踊り」に似ていた!阿波踊りではメロディーに合わせて両手を頭の上で動かす。それと同じような踊りをしていたのだ。阿波踊りでは、人々は半分肌を露わにした半裸の状態で踊る。同様にダビデ王は半分肌を露わにした半裸の状態で踊った。実際、それであとで奥さんのミカルに、「イスラエルの王は、きょう、ほんとうに威厳がございましたね。ごろつきが恥ずかしげもなく裸になるように、きょう、あなたは自分の家来のはしための目の前で裸におなりになって」(旧約聖書 サムエル記Ⅱ 6章20節)と皮肉を言われたくらいである。そう聖書に記されている。
祭りのお神輿の光景
日本でも、お神輿をかついで街をねり歩くと共に、人々はその前後で踊る。歓声をあげ、様々な楽器を打ち鳴らして神楽をかなでる。ちょうどそれと同じような光景が、3千年前のエルサレムでも持たれていた。・・・かつてユダヤ人の大富豪ロスチャイルドが日本に来て、祭でお神輿の光景をみて絶句したというが、それほどに、両者の光景はよく似ている。
お菓子をふるまう風習
聖書は、ダビデは契約の箱をエルサレムに運び入れたのち、それを天幕の中に安置し、「イスラエルのひとりひとり皆に、男にも女にも、それぞれ、丸形のパン、なつめやしの菓子、干しぶどうの菓子を分け与えた」(旧約聖書 歴代誌Ⅰ 16章3節)と記す。日本でも、祭の参加者である氏子には、お菓子が分け与えられる。これは私にとっても、子どもの頃の良き思い出だ。同様に3千年前に、ユダヤの子どもたちも同じ経験をしていたのである。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は古代イスラエル系渡来人たちによってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 創世記 15章7~21節
また主は彼に言われた、「わたしはこの地をあなたに与えて、これを継がせようと、あなたをカルデヤのウルから導き出した主です」。彼は言った、「主なる神よ、わたしがこれを継ぐのをどうして知ることができますか」。
主は彼に言われた、「三歳の雌牛と、三歳の雌やぎと、三歳の雄羊と、山ばとと、家ばとのひなとをわたしの所に連れてきなさい」。彼はこれらをみな連れてきて、二つに裂き、裂いたものを互に向かい合わせて置いた。ただし、鳥は裂かなかった。荒い鳥が死体の上に降りるとき、アブラムはこれを追い払った。
日の入るころ、アブラムが深い眠りにおそわれた時、大きな恐ろしい暗やみが彼に臨んだ。時に主はアブラムに言われた、「あなたはよく心にとめておきなさい。あなたの子孫は他の国に旅びととなって、その人々に仕え、その人々は彼らを四百年の間、悩ますでしょう。しかし、わたしは彼らが仕えたその国民をさばきます。その後かれらは多くの財産を携えて出て来るでしょう。あなたは安らかに先祖のもとに行きます。そして高齢に達して葬られるでしょう。四代目になって彼らはここに帰って来るでしょう。アモリびとの悪がまだ満ちないからです」。
やがて日は入り、暗やみになった時、煙の立つかまど、炎の出るたいまつが、裂いたものの間を通り過ぎた。その日、主はアブラムと契約を結んで言われた、「わたしはこの地をあなたの子孫に与える。エジプトの川から、かの大川ユフラテまで。すなわちケニびと、ケニジびと、カドモニびと、ヘテびと、ペリジびと、レパイムびと、アモリびと、カナンびと、ギルガシびと、エビスびとの地を与える」。
どうして知ることができますか
聖書を見るなら、神はアブラムに直接語りかけ、約束してくださったようです。どうして、これが本当に神の言葉であり、神の約束であると知ることができるでしょうか。神は、これが本当に神の約束であるという「しるし」を示してくださったようです。私たちはどのようにして神の御心を知ることができるでしょうか。確かに善悪によってある程度は判断することができるでしょう。神が悪を示すはずはないからです。しかし、必ずしも善悪ではない判断において、どうやってこれが神の御心だと知ることができるでしょうか。神の声を直接聞くことはできないかもしれませんが、神の御心を求めつつ、祈りつつ、行動することにより、神の御心は開かれて来るのではないかと私は自分の体験からも個人的には考えています。アブラムもそのような個人的な関係を神と持っていたことが分かります。こうして、自己中心、人間中心を退け、神に立ち返り、神の御心を求めながら歩む者は、これが神の御心と知ることができるのではないでしょうか。大切なことはこのような神との個人的な関係を持つことであって、決して何かの宗教をやることではないと思います。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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