【日本とイスラエル】神社のお神輿と古代イスラエルの契約の箱(1)

古代日本とイスラエルの関係について、久保有政氏のYouTube動画「神社のお神輿と古代イスラエルの契約の箱」からご紹介いたします。今日はその(1)です。

契約の箱とお神輿の類似

日本の神社などにみられる神道は、世界の他の宗教には似ていないが、ただ古代イスラエル宗教にのみよく似ている。たとえば、そのわかりやすい一例は、古代イスラエルにあった「契約の箱」と、日本の神社の「お神輿」の類似である。

契約の箱

「契約の箱」とは、以前ヒットした映画『インディ・ジョーンズ 失われた聖櫃』などで描かれた「アーク」のことだ。「アーク」とは「箱」の意味だが、聖なる箱、神の契約の箱なので「契約の箱」ともいう。それは日本の神社のお神輿によく似た「移動式の神殿」であった。

聖書の記録

聖書には、紀元前1000年頃にイスラエルのダビデ王が、神の「契約の箱」(アーク)をエルサレムに運び入れたという記述がある。こう書かれている。「ダビデとイスラエルの長老たち、千人隊の長たちは行って、喜びをもって主の契約の箱を・・・運び上ろうとした。・・・ダビデは白亜麻布の衣を身にまとっていた。箱をかつぐすべてのレビ人・・・歌うたいたちも、同様であった。ダビデは亜麻布のエポデを着けていた。全イスラエルは歓声をあげ、角笛、ラッパ、シンバルを鳴らし、十弦の琴と立琴とを響かせて、主の契約の箱を運び上った。・・・サウルの娘ミカルは、窓から見おろし、ダビデ王がとびはねて、喜び踊っているのを見た」(旧約聖書 歴代誌Ⅰ 15章25~29節)。

映画『キング・ダビデ』

私は以前、このダビデ王の生涯を描いた『キング・ダビデ』という映画を見たことがある。・・・映画の中でも、この聖書箇所が描かれていた。・・・その光景はたいへん興味深かった。なぜなら、周囲の光景はエルサレムの街並みだが、それをもし日本の光景に置き換えれば、まさに日本の神社の「お神輿」を人々がかついで街を練り歩く光景にそっくりだったからだ。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は古代イスラエル系渡来人によって日本にもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 15章1~6節

これらの事の後、主の言葉が幻のうちにアブラムに臨んだ、「アブラムよ恐れてはならない、わたしはあなたの盾である。あなたの受ける報いは、はなはだ大きいであろう」。

アブラムは言った、「主なる神よ、わたしには子がなく、わたしの家を継ぐ者はダマスコのエリエゼルであるのに、あなたはわたしに何をくださろうとするのですか」。

アブラムはまた言った、「あなたはわたしに子を賜らないので、わたしの家に生まれたしもべが、あとつぎとなるでしょう」。

この時、主の言葉が彼に臨んだ、「この者はあなたのあとつぎとなるべきではありません。あなたの身から出る者があとつぎとなるべきです」。

そして主は彼を外に連れ出して言われた、「天を仰いで、星を数えることができるなら、数えてみなさい」。また彼に言われた、「あなたの子孫はあのようになるでしょう」。アブラムは主を信じた。主はこれを彼の義と認められた。

恐れてはならない

私たちの人生には、不安なことを数えたら、切りがないでしょう。自分の足りなさもありますし、自分ではどうすることもできないこともあります。これから先のことも分かりません。アブラムも同じだったと思います。そんなアブラムに神は「恐れてはならない」と命じられたと記されています。「恐れることはない」ではなく、「恐れてはならない」は命令です。その根拠は、神様がアブラムの盾であり、受ける報いは大きいと神様が断言されているからです。だから、恐れる必要がないのではなく、恐れてはならないのです。これが私たちの神様であり、日本人の拠り所です。

アブラムは主を信じた

アブラムは神様の言うことを信じたとあります。そして、神様はアブラムが神様の言ったことを信じたので、これを彼の義と認められたとあります。この時、アブラムの子孫が数えられないほどに増えることはアブラムには知る由もなかったことでしょう。しかし、アブラムは神様の言葉を信じたということでしょう。これが自分の知恵や知識、経験などを中心とするのではなく、神を中心にすること、神様の言われたことを土台とすることに他ならないと思います。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち返り、神に信頼し、神を中心にして生きる。それが本来の日本人の生き方だと思います。

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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