【日本とイスラエル】法華経のシャカの元はキリストだった。(1)

古代日本とイスラエルの関係について、久保有政氏のYouTube動画「法華経のシャカの元はキリストだった」からご紹介いたします。今日はその(1)です。

諸経の王

法華経は、最も有名な仏教経典の一つである。「諸経の王」ともいわれている。中国の智顗(ちぎ)は「法華経」によって天台宗を開き、日本の最澄は、これを伝えて天台法華宗を開いた。日蓮はそれに独自の解釈をほどこして日蓮宗を創った。禅宗でも、曹洞宗の道元の著「正法眼蔵」に最も多く引用されているのが法華経であり、臨済宗の白隠が注釈を書いている。・・・

大乗仏教の教典

法華経は、インドで生まれた「大乗仏教」の教典の一つである。大乗仏教は、西暦1世紀半ば以降になってインドで誕生した仏教で、それまでの小乗仏教とは全く違う教えだった。かつて仏教の教祖シャカ(紀元前6世紀)の教えは、永遠的存在者を説かない無神論的なものだった。ところが大乗仏教になると、阿弥陀仏や大日如来など、様々な永遠的存在者が説かれるようになり有神論的になっていった。

救い主としてのシャカ

さらに大乗仏教の経典の一つとして登場した法華経の中では、教祖シャカ自身も、永遠の昔から永遠の未来まで存在し続ける救い主として描かれた。こうして大乗仏教は有神論的になっていったのである。 もちろん仏教では、シャカ仏や阿弥陀仏、大日如来などを「神」とは呼ばないが、その実態は有神論的信仰になっている。

聖書の教えとの共通性

さらに大乗仏教になると、罪の観念や、信仰(信心)による救い、阿弥陀仏等にみられる身代わり的行為による救いなども説かれるようになる。これらは、もともと歴史上のシャカ自身の教えには全くないものだった。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 13章14~18節

ロトがアブラムに別れた後に、主はアブラムに言われた、「目をあげてあなたのいる所から北、南、東、西を見わたしなさい。すべてあなたが見わたす地は、永久にあなたとあなたの子孫に与えます。

わたしはあなたの子孫を地のちりのように多くします。もし人が地のちりを数えることができるなら、あなたの子孫も数えられることができましょう。あなたは立って、その地をたてよこに行き巡りなさい。わたしはそれをあなたに与えます」。

アブラムは天幕を移してヘブロンにあるマムレのテレビンの木のかたわらに住み、その所で主に祭壇を築いた。

あなたの子孫を地のちりのように多くします

神はアブラムにカナンの地を永久にアブラムとその子孫に与えると約束しました。また、アブラムの子孫は数えきれないほど増えるとも約束しています。アブラムはヘブロンにあるマムレのテレビンの木のかたわらに住み、そこで主に祭壇を築いたとあります。つまり、そこで神に心を向け、神に祈ったのでしょう。大切なことは、このようにいつも神に心を向けて生きることではないでしょうか。それこそが私たち日本人の生活の原点であったことを思います。

いかがでしたか

参考になりましたら「いいね!」でお知らせください。また、シェアのご協力もよろしくお願いします。今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

本をお求めください
本の表紙

Amazonから「日本人の信仰が世界を救う—元キリスト教牧師が語る神の国ニッポン」を出版しています。電子版は100円。文庫版は2,182円。日本人の高い国民性のルーツは聖書にあること、イエスの教えはキリスト教よりむしろ「日本人の信仰」の中に引き継がれていることが分かります。ぜひ、読んでみてください。詳しくは書籍情報をご覧ください。

目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

「日本人の幸せ」(電子版100円)をお買い求めください!

Amazonから「日本人の幸せ—古代ユダヤ人がもたらしたイエスの教え」(196ページ)が販売されました。一人でも多くの方に読んでいただけるように、電子版の価格を100円といたしました。(文庫版も好評発売中。詳しくはAmazonのサイトでご確認ください。)レビューのご協力もよろしくお願いします。

目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

詳しくは書籍情報をご覧ください。