【日本とイスラエル】出雲大社をつくった古代イスラエル人(5)

出雲大社と古代日本にやって来たイスラエル系渡来人との関係について、久保有政氏のYouTube動画「出雲大社をつくった古代イスラエル人」から、何回かに分けてお伝えしてきました。 今日はその(5)最終回です。

大きな注連縄

出雲大社で有名なのは、あの巨大な注連縄である。・・・注連縄とは何か。それは、聖なる場所と俗なる場所を分ける堺である。・・・じつは注連縄は、古代イスラエル人の風習でもあった。聖書には、かつてモーセがシナイ山で十戒を授かったとき、シナイ山の周辺には、民が勝手に山に近づかないように「堺を設けた」と記されている。(旧約聖書 出エジプト記 19章12節)その「堺」がどのようなものだったかは記されていない。しかしロープ、注連縄のようなものだったに違いない。

白い紙垂

神社によく見られる注連縄では、ギザギザの白い紙垂が等間隔に垂れているが、これもシナイ山に鳴り響いていた稲妻の閃光を思い浮かべさせるものだ。

西向きの神座

出雲大社では本殿は南向きだが、本殿の中にあるオオクニヌシの御神座は、西向きになっている。・・・なぜ御神座だけは横を向き、西を向いているのか。・・・西とはイスラエルの方角である。古代イスラエル人や、現代ユダヤ人もそうだが、外国にいて神に祈るときは、必ずイスラエルの方角を向いて祈る。だから出雲大社においても、オオクニヌシの御神座は西向きになっている。オオクニヌシが、・・・古代イスラエル人のリーダーとして、祭壇でいつも西向きで祈っていたことを示すものだろう。

心御柱

古代の出雲大社の空中社殿の本殿中央には、「心御柱」と呼ばれる、非常に太い木の柱があった。心御柱は、伊勢神宮などにもある。心御柱は、ただの柱ではない。神がそこに降臨するための「依代」(よりしろ)である。・・・この心御柱、木の柱を依代とする風習は、古代イスラエルでも同様だった。イスラエルの父祖ヤコブは、石の柱を立ててそこに神酒を注ぎ、神を礼拝したと聖書に書かれている。イスラエル人はまた、神礼拝のために、木の柱もよく使った。(久保有政氏の解説からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 13章8~13節

アブラムはロトに言った、「わたしたちは身内の者です。わたしとあなたの間にも、わたしの牧者たちとあなたの牧者たちの間にも争いがないようにしましょう。全地はあなたの前にあるではありませんか。どうかわたしと別れてください。あなたが左に行けばわたしは右に行きます。あなたが右に行けばわたしは左に行きましょう」。

ロトが目を上げてヨルダンの低地をあまねく見わたすと、主がソドムとゴモラを滅ぼされる前であったから、ゾアルまで主の園のように、またエジプトの地にように、すみずみまでよく潤っていた。

そこでロトはヨルダンの低地をことごとく選びとって東に移った。こうして彼らは互に別れた。アブラムはカナンの地に住んだが、ロトは低地の町々に住み、天幕をソドムに移した。ソドムの人々はわるく、主に対して、はなはだしい罪びとであった。

あなたが左に行けばわたしは右に行きます

アブラムの一族とロトの一族は、それぞれ多くの財産を持ち、多くの人々を抱えるようになっていたのでしょう。彼らの住む場所は一緒に生活するには困難になっていたようです。そこでアブラムはロトに別々の場所に住むことを提案しました。住む場所を選ぶにあたって、アブラムはロトに良い場所を先に選ばせているように思われます。自己中心、人間中心、自分の思いを中心にするのではなく、神を中心にし、ロトを優先させ、自分はロトが選ばなかった土地で良いと考えていたのではないでしょうか。ロトは自分の目に良いと思われる土地を選んだようですが、そこに住む人はわるく、特に神様に対して、はなはだしい罪びとであったと記されています。土地の良し悪しだけでなく、そこに住む人々がどんな人々であるのかも大切なことではないかと思います。しかし、ロトは目の前に広がる肥沃な土地を見て、そこまで見抜けなかったのかもしれません。結果として、アブラムに残された土地は、かつて神がテラに約束された土地、カナンの地であったことが分かります。神を中心にして生きることが大切なことだと思います。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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