曽根天満宮(兵庫県高砂市)に伝わる「一つ物神事」は古代日本に渡来した秦氏が伝えたキリスト降誕祭だった!久保有政氏の解説からご紹介いたします。
一つ物神事
兵庫県高砂市にある曽根天満宮では毎年10月13、14日の二日間、「一つ物神事」と呼ばれるお祭りが行われる。
「一つ物」とは
「一つ物」とは、「一つしかない大切なもの」という意味であり、この祭りの主人公である男の子が「一つ物」と呼ばれる。なぜ、この男の子が「一つ物」と呼ばれるのか。それは、この男の子は「神の子」「神の使い」と考えられているからである。
付き添いの若い衆の衣装
「一つ物」とされる男の子は、1日目は青年に肩車されて登場し、2日目は馬に乗って登場する。この時、「一つ物」に付き添う若い衆たちの衣装は「中近東風のかぶり物」をしている。
「ヨイヨイベー」の掛け声
このかぶり物をした者たちは「ヨイヨイベー」と叫びながら、「一つ物」を神社に導き入れる。その後、「一つ物」は神社を出て、各地域を巡る。彼は各地域の人々の「祝福の基」となる。これが「一つ物神事」と呼ばれる祭りである。
これは古代日本にもたらされたキリスト降誕祭である
イエス・キリストは神から遣わされた「一つ物」だと言うことができる。「中近東のかぶり物」をした人たちは誰なのか。宮司に聞いても、学者に聞いても分からない。聖書にはキリスト降誕の時、その知らせは羊飼いたちに届けられ、キリスト誕生を見に出かけたとある。この衣装は羊飼いの衣装ではないか。
幼子の両親
また、「一つ物」の幼子と中近東風の付添人たちの後ろに幼子の両親が伴っている。「一つ物」の幼子がキリスト、付添人が羊飼いとすれば、その両親はさながらヨセフとマリヤということになる。
かつては八幡神社を中心に全国にあった
「一つ物神事」は曽根天満宮だけでなく、かつては広く全国各地で行われていたという。かなり古くから存在し、平安時代に全国に広がり、長い年月の間に多くが廃れてしまった。その中で比較的に元の姿を忠実に伝えているのが曽根天満宮の「一つ物神事」と言われている。
「ヨイヨイベー」とは
宮司もその意味を知らないという。ヘブライ語と考えれば、それは「ヨム・ヨーベール」と考えられる。その意味は「ヨベルの日。主の恵みの日、年」という意味である。聖書には「ヨベル日、年」という記述がある。それは神の恵みが現わされ、救いと解放がなされる時であり、キリスト降誕を表していると考えられる。
幼子の額の「八」
また、「一つ物」の幼子の額には「八」と記されている。この意味も宮司は分からないと言うが、それはヘブライ語で「神」、「ヤーウェ」を表す「ヤー」と考えることができる。つまり、幼子キリストを表す「一つ物」の男の子の額に「神」を示す「ヤー」の文字が記されていると考えることができる。(久保有政氏の解説からの引用は以上です。ぜひ、動画サイトで全体をご覧ください。)
秦氏がもたらした祭り
「一つ物神事」が広く行われていた八幡神社は秦氏に関係の深い神社です。秦氏はイエス・キリストの直接の弟子たちの末裔であったと考えられます。古代日本には、こうして西欧キリスト教とは別のルートで、イエスの教えがもたらされ、日本の文化、伝統、習慣、国民性に大きな影響をもたらしたと考えることができます。
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。キリスト教の教典としてではなく、日本人の心を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 創世記 7章11~16節
それはノアの六百歳の二月十七日であって、その日に大いなる淵の源は、ことごとく破れ、天の窓が開けて、雨は四十日四十夜、地に降り注いだ。
その同じ日に、ノアと、ノアの子セム、ハム、ヤペテと、ノアの妻と、その子らの三人の妻とは共に箱舟にはいった。またすべての種類の獣も、すべての種類の家畜も、地のすべての種類の這うものも、すべての種類の鳥も、すべての翼のあるものも、皆はいった。
すなわち命の息のあるすべての肉なるものが、二つずつノアのもとにきて、箱舟にはいった。そのはいったものは、すべて肉なるものの雄と雌とであって、神が彼に命じられたようにはいった。そこで主は彼のうしろの戸を閉ざされた。
箱舟にはいった
箱舟にはいったのは、ノアと三人の息子たちとその妻たち、合計8人だったと記されています。つまり、聖書によれば、現在の人類はすべて、ノアの3人の子供、セム、ハム、ヤペテの子孫ということになるようです。また、すべての動物も絶滅することがないように、箱舟に入れられました。それ以前の悪に満ちた世界を滅ぼし、新しい世界が始められようとしていたということでしょう。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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