「保育園でのかけっこでも、習い事のスイミングでも、『勝ちたい』『上達したい』という姿が見られません。少しくらいくやしがってもいいのでは?(3才・女の子)」という質問を考えてみたいと思います。「闘争心がなく、負けても悔しがらない子供の本音とは?子供の気持ちに目を向けよう。」という記事からご紹介します。
「勝った」「負けた」をいやがる子もいます
もしかしたらこのお子さんは、だれよりも負けず嫌いかもしれません。負けてくやしがる子は「ふつうの負けず嫌い」ですが、「くやしがる姿を見せることさえくやしい」という子は、平気な顔をするんです。個性的な子です。そういった子は「勝った」「負けた」の世界を嫌いますから、人とは違うユニークな道に進むかもしれません。将来が楽しみですね。私が思うに、いちばんくやしがっているのは、このお母さんのようです。でも、ふつうの負けず嫌いさん。お子さんはもっと深いと思います。あまりプレッシャーをかけず、ひょうひょうとお育てください。
ワタシはアナタの人形じゃない
子育ては子どもが主役。お母さんの気持ちより、子どもの気持ちを優先すべきですね。「かけっこやスイミングで、もっと上を目指したい(目指してほしい)」と思ってるのは、子ども自身?それとも親の願望?それを今一度問い直す。人とは違うユニークな道。それはその子ども自身が「好き」と思った道のこと。子どもの「好き」を見つけてあげること。やっぱり、これが大切なんだなぁ。(サイトからの引用は以上です。)
「子供が主役」にも注意が必要
もちろん、子供の気持ちも考えないで、一方的に親の気持ちを押し付けることは問題だと思います。でも、「子供が主役」は、子供の我が儘を中心にすることではないと思います。中心は親でも、子供でもなく、神様にすることが大切です。それが子供にとっても、親にとっても幸せなことだと思います。
神様を中心にするとは
神様を中心にするとは、親の都合や好みではなく、子供の我が儘でもなく、何が神様の前に正しいことなのかを中心にすることです。神様はどんな子供になって欲しいと親にも子供にも願っているのでしょうか。親自身が自己中心ではなく、神様を中心に、遜ってそのことを求め、それを親子で共有することが大切だと思います。
子供の「好き」を見つけてあげること
それが子供の自己中心ではなく、神様の前にも正しいことであるなら、子供の「好き」を見つけ、それを尊重してあげることは大事なことだと思います。それは神様からそれぞれの子供に(大人にも)与えられるものだと思います。それを伸ばして、神様のために、また人々のために役立てることは神様の願いであり、本人の幸せでもあると思います。
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は宗教の戒律が記された教典ではなく、神様を中心にして生きようとしたユダヤ人の記録であり、実は私たち日本人の信仰のルーツなのです。キリスト教の教典としてではなく、神様を中心にした幸いな人生を生きるために聖書を読んでみてください。
新約聖書 マタイの福音書 26章14~16節
そのとき、十二弟子のひとりで、イスカリオテ・ユダという者が、祭司長たちのところへ行って、こう言った。「彼をあなたがたに売るとしたら、いったいいくらくれますか。」すると、彼らは銀貨三十枚を彼に支払った。そのときから、彼はイエスを引き渡す機会をねらっていた。
イスカリオテ・ユダ
イスカリオテ・ユダはなぜイエスを祭司長たちに売り渡そうと思うようになったのでしょうか。お金のためだったのでしょうか。間もなくイエスが十字架にかけられるという話を聞いて、これ以上イエスと一緒にいても自分に不利になるだけだと考えたのでしょうか。
何が正しいことかは分かっていたのではないか
いずれにしても、これまで3年半イエスと一緒に過ごす中で、イエスが正しい人だということは分かっていたのではないでしょうか。ただ正しいだけでなく、神様から特別な権威が与えられていて、イエスを通して神様の力が働いていることも見たのではないでしょうか。
何を中心にするのか
そのイエスを裏切り、祭司長たちに売り渡すことは決して正しいことではないことは明らかだったと思います。結局、イスカリオテ・ユダは神様の思いを中心としないで、自分の思いを中心にしたのだと思います。
悪い思いがあったとしても
だれでも良くないことだと分かっていても、悪の誘惑はあるものだと思います。問題はそのような思いを中心にして生きるのか、それともそのような思いを退けて、神様の思いや願いを中心にして生きるのかということだと思います。その結果は歴然としていると思います。
いかがでしたか
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今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。