【日本とイスラエル】「伊勢の神宮~源郷~」を見て

DVD伊勢の神宮

伊勢神宮内宮で買って来たDVD「伊勢の神宮~源郷~」を見ました。その神事を映像で見て、あらためて深く感じたところがありました。You Tubeに短縮版がアップされていますので、ぜひ見てみてください。

年1500回以上捧げられる祭事

伊勢の神宮は天照大神を祀る皇大神宮(内宮)、豊受大神を祀る豊受大神宮(外宮)をはじめ、14の別宮、43の摂社、24の末社、42の所管社をあわせ、全部で125の宮社があるそうです。驚いた事に、そこでは年間1500回以上の祭、神事、祈りが捧げられているとあります。

1500年間続けられている祈り

年間1500回以上の祭ですから、毎日4回も5回も祭が神様に捧げられていることになります。しかも、その一つ一つが決して簡単なものではありません。その中心は10月に行われる神嘗祭(かんなめさい)であり、20年に一度行われる神嘗祭が式年遷宮であり、その様子がDVDには収められています。

いったい何人の神職がいるのでしょうか

神宮にはいったい何人の神職がいるのか分かりませんが、年間1500回以上の祭を神様の前に厳粛に捧げるということは、これらの神職は一生をこのような神事に捧げているということだと思います。神宮とはまさに神様に神事を捧げる場所であり、そのために一生を捧げた人々によって、今日も祈りが捧げられているということでしょう。それが1500年間変わることなく行われていることに驚かされます。

聖書に記された祭司、レビ族

私はこのDVDを見た時、聖書に記されている祭司、レビ族のことを思いました。祭司、レビ族もまた神様に神事を捧げるために選ばれた人々です。彼らは自らの財産も持たず、神様ご自身が彼らの財産であり、一生を神事に捧げていた人々です。このような神事が行われている国というのは他にもあるのでしょうか。日本もまた神様を中心とした国であり、神様を中心にして生きる生き方というのは日本人の本来の生き方であることを思わされました。

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は神様を中心にして生きようとしたイスラエル人の記録であり、日本人と深い関係があると思います。キリスト教の経典としてではなく、神様を中心にして生きる日本人として聖書を読んでみてください。

新約聖書 ルカによる福音書 6章12~19節

このころ、イエスは祈るために山へ行き、夜を徹して神に祈られた。夜が明けると、弟子たちを呼び寄せ、その中から十二人を選び出し、これに使徒という名をお与えになった。

すなわち、ペテロとも呼ばれたシモンとその兄弟アンデレ、ヤコブとヨハネ、ピリポとバルトロマイ、マタイとトマス、アルパヨの子ヤコブと、熱心党と呼ばれたシモン、ヤコブの子ユダ、それからイスカリオテのユダ。このユダが裏切者となったのである。

そして、イエスは彼らと一緒に山を下って平地に立たれたが、大ぜいの弟子たちや、ユダヤ全土、エルサレム、ツロとシドンの海岸地方などからの大群衆が、教を聞こうとし、また病気をなおしてもらおうとして、そこにきていた。

そして汚れた霊に悩まされている者たちも、いやされた。また群衆はイエスにさわろうと努めた。それは力がイエスの内から出て、みんなの者を次々にいやしたからである。

12人の使徒

ここにはイエスが弟子たちの中から12人を選んで、使徒という名をつけたことが記されています。たぶん12人という数はイスラエルの12部族を象徴しているのだろうと思います。つまり、イエスはイスラエル全12部族の回復のために、遣わす者として、たくさんの弟子たちの中から、特にこの12人を選んだということではないでしょうか。「使徒」とは、遣わす者という意味があると思います。

イエスと行動を共にした使徒

彼らはイエスと寝食を共にした直接の弟子であり、弟子の中でも特に使徒と呼ばれた人たちでした。そういう人たちがいたことを覚えておきたいと思います。彼らは日々イエスと行動を共にし、イエスの教えを直接聞き、またイエスを通して神様の超自然的な力が働いていたことを目の当たりにした人たちでした。

彼らの証言

そのような人々の証言、イエスから聞いた教えはとても重要なものではないかと思います。

いかがでしたか

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2018年2月2日(金)タピ大決定!

今回は「古代史に見る日本人とユダヤ人の不思議な関係(3)~キャンピングカーで行く古代ユダヤ人ゆかりの地を巡る旅」と題して、昨年の夏に訪問した石川県宝達町にある「モーゼの墓」、京都府丹後にある日本最古の神社の一つ「元伊勢籠(この)神社」のレポートを、道の駅情報などキャンピングカーの旅行の魅力を交えながらお伝えしたいと思います。お近くにお住いの方はぜひお出でください。参加費無料、予約も要りません。お待ちしております。詳しくはタピ大をご覧ください。

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本の表紙Amazonから「日本人の信仰が世界を救う—元キリスト教牧師が語る神の国ニッポン」を出版しています。(Amazonのリンクはこちらです。)日本人の高い国民性のルーツは聖書にあること、イエスの教えはキリスト教よりむしろ「日本人の信仰」の中に引き継がれていることが分かります。ぜひ、読んでみてください。

目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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