【日本とイスラエル】ユダヤ人を救った日本人

零戦

日本とイスラエルに関連した事柄について、日本ユダヤ教団のラビ(教師)として、日本に10年以上居住したことのあるマーヴィン・トケイヤー氏の著書「日本・ユダヤ封印の古代史」から紹介しています。

ユダヤ人を皆殺しにする計画

ときは1942年、第二次世界大戦初期の中国、上海においてであった。そこには日本陸軍の憲兵隊長クボタ・ツトムと、3人のナチス・ドイツの将校がいた。クボタは、ちょうどナチスの将校たちから、中国にいるユダヤ人を皆殺しにする計画を聞かされ、ちょうどその任務に当ろうとしているところだった。

アブラハム・コーン博士

しかし、しばらくしてクボタのもとに、ひそかにアブラハム・コーン博士というユダヤ人が訪ねてきた。コーンはふとしたことから、中国のユダヤ人に危機が迫っていることを知った。そのため、コーンはクボタに接近してきた。

日本人とユダヤ人

クボタは、外国人の様子を日本軍に知らせるスパイ活動をする気はないかと、コーンに持ちかけた。だが、コーンは断った。かわりにコーンはクボタに、あることを語った。それは、日本人とユダヤ人はじつは民族的に親戚だという話だった。これはコーン自身が深く信じている事柄だったのである。

虐殺をまぬがれたユダヤ人

クボタは、すぐその話を受け入れたわけではなかった。しかし、日本にとってナチスのユダヤ人殲滅計画を拒否することが最善であることを、コーンは彼に納得させた。日本軍はユダヤ人を殺すのではなく、むしろユダヤ人らを保護した。中国のユダヤ人は虐殺をまぬがれ、生き残ったのである。

日本人がユダヤ人を守る

クボタとコーンの間には、彼ら自身がSACRA(サクラ Shanghai Ashkenazic Communal Relief Association)と呼んだ秘密協定があった。そのシンボルに、彼らは「桜の花に囲まれたダビデの星」というデザインの旗を用いた。それは日本人がユダヤ人を守ることを表していた。そしてその通りになったのである。このことの背景には、日本人とユダヤ人は親戚かも知れない、という考えが働いていたのである。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本人の国民性、文化、伝統に深い関係があると考えています。外国の宗教の教典としてではなく、日本人として、人としての生き方を考えるために聖書を読んでみてください。

新約聖書 ルカによる福音書 11章27、28節

イエスがこう話しておられるとき、群衆の中からひとりの女が声を張りあげて言った、「あなたを宿した胎、あなたが吸われた乳房は、なんとめぐまれていることでしょう」。しかしイエスは言われた、「いや、めぐまれているのは、むしろ、神の言(ことば)を聞いてそれを守る人たちである」。

イエスを通して働く神の力

イエス・キリストによって悪霊が追い出されるといった顕著な働きが行なわれていたことが聖書には記されています。それを見ても、悪霊の仕業だと言うような者もありましたが、神の特別な力が働いていると受け止める者もありました。この箇所に出て来る女はイエスを通して神の力が働いていると受け止めたのでしょう。

神の言を守る

しかし、大切なことは単にイエス・キリストを崇めるということではなく、その言葉を聞いて、行うことだということでしょう。「神の言」とは、イエス・キリスト自身の言葉を指しているのかもしれません。また、それぞれの良心で聞く神の声なき声のことなのかもしれません。イエス・キリストを信じるとは、その教えを実行するということだと思います。そういう人はめぐまれているとイエスは言ったと記されています。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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