日本とイスラエルに関連する事柄について、畠田秀生著「日本は聖書の国だった!」からご紹介いたします。
イスラエルを捜すユダヤ人
ユダヤ人は、ユダヤ民族の地、その昔カナンと呼んだパレスチナの地にもどり、二十世紀半ばに彼らの国を復興した。そして彼らユダ(ユダヤ人)は、兄弟であるエフライムを長とするイスラエルと聖書が呼んでいる民族、他の九部族とともにまた東ユダヤと呼ばれている多くの南イスラエルのユダヤ人もいるところを捜している。
その国で神信仰が復興する
そのような場所、土地に住んでいる民族の国が世界のどこかをもう読者は悟っていることであろう。その場所でいやその国で、世界中に通用する神信仰が復興する。最後にゼカリヤという預言者のことばを引用して、その預言の驚きの成就を見てみたい。
エルサレム奪還
1967年、第三次中東戦争、六日戦争でイスラエル(ユダヤ人によるユダヤ共和国である南イスラエル)はエルサレムを奪還し、ヨルダンの占領下にあった嘆きの壁がイスラエルに戻り、千九百年にも及ぶ民族の悲願はついに達成された。東西エルサレムはひとつの市となった。
ユダヤ人入植
旧ヨルダン領の二十八の地方自治体をエルサレムに統合し、エルサレムの面積は大幅に拡大。この新しく拡張された地域にイスラエルは大型の入植地を次々と建設し、ユダヤ人入植のみならず、失われた十部族の一部がすでに帰還し住み始めている。
ヨセフの家を救う
旧約聖書のゼカリヤ書2章12節に、「主は、聖なる地で、ユダに割り当て地を分け与え、エルサレムを再び選ばれる。」と書かれていることが1967年現実となった。なお、ゼカリヤは言う。「わたしはユダの家を強め、ヨセフの家を救う。わたしは彼らを連れ戻す。わたしが彼らをあわれむからだ。・・・
エフライムの回復
エフライムは勇士のようになり、その心はぶどう酒に酔ったように喜ぶ。彼らの子らは見て喜び、その心は主にあって大いに楽しむ。わたしは彼らに合図して、彼らを集める。」(ゼカリヤ書10:6~8)
ユニコーンを戴く国民
世界の歴史を司り、人の心に新しい霊を入れ、新しい人とする全能者であり、創造主である方は、預言せよという。預言を聞いた人たちが立ち上がり、新しい世界を望み見るのが、失われた十部族、それもリーダー格のエフライム族、私たち日本人である。なぜなら私たちは失われた十部族を率いるエフライム、ユニコーン(一角獣)を戴く国民だからである。(本からの引用は以上です。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書を読みましょう。聖書は日本と深い関係のある書物です。キリスト教の教典としてではなく、日本について知るために聖書を読んでみてください。
新約聖書 ルカによる福音書 18章1~8節
また、イエスは失望せずに祈るべきことを、人々に譬(たとえ)で教えられた。「ある町に、神を恐れず、人を人とも思わぬ裁判官がいた。ところが、その同じ町にひとりのやもめがいて、彼のもとにたびたびきて、『どうぞ、わたしを訴える者をさばいて、わたしを守ってください』と願いつづけた。
彼はしばらくの間きき入れないでいたが、そののち、心のうちで考えた、『わたしは神をも恐れず、人を人とも思わないが、このやもめがわたしに面倒をかけるから、彼女のためになる裁判をしてやろう。そうしたら、絶えずやってきてわたしを悩ますことがなくなるだろう』」。
そこで主は言われた、「この不義な裁判官の言っていることを聞いたか。まして神は、日夜叫び求める選民のために、正しいさばきをしてくださらずに長い間そのままにしておかれることがあろうか。
あなたがたに言っておくが、神はすみやかにさばいてくださるであろう。しかし、人の子が来るとき、地上に信仰が見られるであろうか」。
神の正しいさばき
神に求め続けること。神は必ず正しいさばきをしてくださること。そのことが教えられています。この地上では不正がまかり通るような現実もあるだろうか。あるかもしれない。しかし、悪がそのままにされることは決してない。神は必ず正しくさばいてくださる。必ず神の正義がなされる時が来る。
選民のために
そのさばきは選民のためになされるとイエスは教えている。選民とはイスラエル民族のことだろうか。いつまでもこの地上でイスラエル民族が抑圧され、虐げられていることはないということだろうか。必ず神はイスラエル民族を祝福される。それは神の約束であり、人の力によってではなく、神ご自身によって行われるということではないだろうか。
いかがでしたか
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6月11日(月)タピ大決定!
「古代史に見る日本人とユダヤ人の不思議な関係」シリーズの第4回目は、「古代ユダヤ人ゆかりの地を巡る旅~伊勢神宮・京都太秦」と題して、昨年12月23日~31日に訪れた伊勢志摩、京都太秦の報告です。道の駅の情報も交えてお話しします。お楽しみください。お近くの方はぜひお出でください。お待ちしております。詳しくは固定ページをご覧ください。
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本書の目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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