【日本とイスラエル】日本とイスラエルの伝承の類似性

書籍「失われた十部族の足跡」

日本とイスラエルに関連する事柄について、アビグドール・シャハン著「古代日本に辿り着いたユダヤ人・失われた十部族の足跡~イスラエルの地から日本まで」からご紹介いたします。

ミドラッシュに残された物語

この物語の続きでは、エバは十八日間身を清めた後、一人の天使が「神はすでにあなたの罪を許しておられる」と言って彼女を誘惑、清めを止めてしまった。しかしアダムは四十日の悔い改めと清めとをやり遂げた。

イザナギの正式名

イザナギの清めが、アダムのそれと似ているだけではない。イザナギの正式名である「イザナキノホオカミ」も、清めと関係する名前であることを示唆している。この名をヘブライ語で解釈すると「エイ・ゼ・ナキー・ウフォー・カミ」で「なんと清いだろうか。ここにカミがいる」という意味に解釈できる。

日本とイスラエルの二つの伝承

これら日本とイスラエルの二つの伝承では、イザナギとアダムのみ、つまり男性のみが清められて、女性の方は清められない。日本とイスラエル、双方の伝承に残された二つの物語が証明することは、このアダムとエバに関する物語が、どれほど双方の人々に深く根付いた物語であったかということである。

清めの物語

イスラエルの諸部族が古代日本に到着した時にも、その清めの物語の伝承がしっかり残されていたということである。清めは、死人に触れたり、体に何か不潔なことがあったりした人が、身を清めるために行われる。イザナギは死人の国である黄泉から戻って来たときに、自身を清めた。アダムは、妻エバの体に触れるきっかけとなった木の実を食べたために、清められる必要が起きて禊(みそぎ)を行ったのである。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本人のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を読んでみてください。

新約聖書 ルカによる福音書 23章39~43節

十字架にかけられた犯罪人のひとりが、「あなたはキリストではないか。それなら、自分を救い、またわれわれも救ってみよ」と、イエスに悪口を言いつづけた。

もうひとりは、それをたしなめて言った、「おまえは同じ刑を受けていながら、神を恐れないのか。お互は自分のやった事のむくいを受けているのだから、こうなったのは当然だ。しかし、このかたは何も悪いことをしたのではない」。

そして言った、「イエスよ、あなたが御国(みくに)の権威をもっておいでになる時には、わたしを思い出してください」。

イエスは言われた、「よく言っておくが、あなたはきょう、わたしと一緒にパラダイスにいるであろう」。

イエスの左右につけられた犯罪人

十字架につけられた犯罪人であっても、その十字架上でさえ、神を心の中心にすることはできるし、また拒絶することもできる。イエスの左右につけられた二人の犯罪人の心はどうだろうか。神を心に据えるのに手遅れということはない。

いかがでしたか

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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