「高校生のためのおもしろ歴史教室」というウェブサイトを大変興味深く読ませていただいています。今日は「ユニークな『日本文明』」という項から一部をご紹介いたします。ぜひサイトの著者とお話ししたいと願っています。
民族のアイデンティティをなくすとその民族は滅びるしかありません。
自分の先祖を肯定的に捉えられると言うことは、子孫にとって困難に遭遇したときに自信をもたらすことができます。先例を規範として行動することもできます。民族の歴史を継承することは、いざというときの指針となるということです。
亡国の危機
かつて江戸時代に西欧人が指摘した、日本の強さの中心にある、武士道の精神と皇室と神道を否定する教育が戦後80年近く行われてきました。結果として、今亡国の危機を迎えている。まだぎりぎりのところで間に合います。日本と日本人の素晴らしさを自覚することこそ大切なのです。
日本文明の再建
江戸時代まで地上の天国であると西欧人にも中国人にも絶賛された世界で唯一である、日本文明のすばらしさについて自覚することこそが、武士道精神を発揮し、縄文時代より続く奇跡の日本文明を再建する鍵であると信じる。
トインビーは伊勢神宮に参拝したときに
「私は、ここ、聖地にあって、全ての宗教の根源的統一性を感じます」と書いている。神道の精神こそ、宗教的な対立を解決すると喝破したのです。
フランスの作家、オリヴィエ・ジェマントマは
「神道なくして日本はない、と。そして、秘めたる自然の精髄をさししめすその表しかたからして、神道は、来るべき世紀(21世紀)に、枢要欠くべからざる役割を演ずるに至るであろう。なぜなら、そのとき、ついに人間は、自然とのコミュニオン(合一)なくしては生きられないと悟るであろうから、と。」と「日本待望論」の中で書きました。
マインドコントロールからさめて
そして、神道の中心に天皇がいることは、紛れもない事実である。戦勝国が仕掛けたマインドコントロールからさめて、しっかりと我々のルーツである日本文明に目を開きたいものである。(サイトからの引用は以上です。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性は古代イスラエル系渡来人によって日本にもたらされた聖書の信仰、イエスの教えに遡ることができます。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を開く時、そこに日本人の使命を見出すことになるでしょう。
新約聖書 使徒行伝 9章19~22節
サウロは、ダマスコにいる弟子たちと共に数日間を過ごしてから、ただちに諸会堂でイエスのことを宣べ伝え、このイエスこそ神の子であると説きはじめた。
これを聞いた人たちはみな非常に驚いて言った、「あれは、エルサレムでこの名をとなえる者たちを苦しめた男ではないか。その上ここにやってきたのも、彼らを縛りあげて、祭司長たちのところへひっぱって行くためではなかったか」。
しかし、サウロはますます力が加わり、このイエスがキリストであることを論証して、ダマスコに住むユダヤ人たちを言い伏せた。
サウロ
イエスの弟子たちを迫害していたサウロがイエスの弟子となり、イエスのことを宣べ伝え始めたことが記されています。サウロはイエスのことを宣べ伝え、イエスこそ神の子であると説きはじめたとあります。自己中心、人間中心を退け、神に立ち帰り、神を中心にして生きる神の国というイエスの教えというよりも、イエスこそ神の子だということがサウロにとっては重要なことだったのでしょうか。いずれにしても、それがサウロのメッセージの強調点だったのではないかということを思わされる記述だと思います。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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