2019年7月27日(土)~8月2日(金)沖縄本島・宮古島へ古代イスラエルの痕跡を巡る旅に行ってきました。今日は沖縄に見る三位一体の神について、瑞慶山道弘氏のブログからご紹介させていただきます。
線香を3本立てる
沖縄には、線香を3本立てて、御願(ウガン)することがある(お盆の時にも見られる)。沖縄で売られている線香は、6本の線香が板状(ヒラウコー)になっている。6本の線香を半分にして、3本立てて御願(ウガン)するのである(三本香)。
御願(ウガン)の手順
その御願(ウガン)の一般的な手順は、まず「四隅拝み」をし12の神の使いのために「12本の線香」を使う(この時は、6本の板状線香を2つ使う)。次に、「中神(ナカジン)拝み」のために「三本香」を使うのである。その「三本香」は、それぞれ神を現している。地域やユタやノロによって、呼び名は色々あるが、
① 大神(ウフウガン)
② 女から生まれた神
③ 天降り(アマオリ)の神
あるいは、
① 先祖の神
② 天降り(アマオリ)の神
③ 地の神霊
と言われている。この「中神」は、三柱一体の神であり、「三天の神(ミティンヌカミ)」とも呼ばれている。
12という数
ちなみに12本の線香は、12の御使いとされているが、この12という数も非常にユダヤ的な数字である。イスラエルの全部族は12部族であり、イエス・キリストの弟子も12弟子なのである。
聖書の神との一致
聖書の神も三位一体(さんみいったい)の神である。
① 父なる神ヤハウェ
② 御子なるイエス・キリスト
③ 聖霊なる神
の三つである。この三者が一体であるという教えである。
しかも、
① 大神(ウフウガン)=父なる神ヤハウェ(創造主)
② 女から生まれた神=マリアから生まれたイエス・キリスト
③ 天降り(アマオリ)の神=聖霊なる神(聖霊は天くだった神の霊である)
と、見事に一致するのである。また、
① 先祖の神=父なる神ヤハウェ(は先祖の神であり、アブラハム、イサク、ヤコブの神である)
② 天降り(アマオリ)の神=天くだった神の御子イエス・キリスト
③ 地の神霊=聖霊なる神(地上で信者を助ける神の霊)
というふうに、聖書の三位一体の神にぴたりと当てはまるのである。(ブログからの引用は以上です。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は沖縄および日本の文化、伝統、習慣、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の心を知るために聖書を読んでみてください。
新約聖書 使徒行伝 26章1~8節
アグリッパはパウロに、「おまえ自身のことを話してもよい」と言った。そこでパウロは、手をさし伸べて、弁明をし始めた。
「アグリッパ王よ、ユダヤ人たちから訴えられているすべての事に関して、きょう、あなたの前で弁明することになったのは、わたしのしあわせに思うところであります。あなたは、ユダヤ人のあらゆる慣例や問題を、よく知り抜いておられるかたですから、わたしの申すことを、寛大なお心で聞いていただきたいのです。
さて、わたしは若い時代には、初めから自国民の中で、またエルサレムで過ごしたのですが、そのころのわたしの生活ぶりは、ユダヤ人がみんなよく知っているところです。彼らはわたしを初めから知っているので、証言しようと思えばできるのですが、わたしは、わたしたちの宗教の最も厳格な派にしたがって、パリサイ人としての生活をしていたのです。
今わたしは、神がわたしたちの先祖に約束なさった希望をいだいているために、裁判を受けているのであります。わたしたちの十二の部族は、夜昼、熱心に神に仕えて、その約束を得ようと望んでいるのです。王よ、この希望のために、わたしはユダヤ人から訴えられています。
神が死人をよみがえらせるということが、あなたがたには、どうして信じられないことと思えるのでしょうか。
寛大なお心で聞いていただきたい
パウロはアグリッパ王に「寛大なお心で聞いていただきたい」と言いました。その通りだと思います。これまでの先入観、結論ありきと言った聞き方ではなく、心をまっさらな状態にして、そして偏見なく話を聞くことが大切だと思います。判断はその後にすれば良いことであって、初めから結論ありきでは、物事の真実を見ることはできないと思います。
生きて働く神に仕える
アグリッパ王はユダヤの王ですから、もちろんユダヤ教について良く知っていたということだと思います。パウロの主張は決して先祖の神と関係のない教えではなく、むしろ神の約束に基づくものだと言っています。それはユダヤ教という人間の宗教を行うことではなく、本当に今も生きて働いていて、死人をよみがえらせることもできる神に仕えて生きるということだとパウロは言おうとしているのではないでしょうか。それはユダヤ教徒のみならず、すべての人に関係していることですが、神の民であるユダヤ人であれば、なおさらよく分かることでなければならないということではないでしょうか。
いかがでしたか
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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