【日本とイスラエル】「ひい、ふう、みい・・・」はヘブル語(2)

アメノコヤネ

日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「日本の中の古代ユダヤ~伝統に受け継がれた古代イスラエル」からご紹介いたします。

コヤネの言葉をヘブル語で解釈する(前回の続き)

つまり、コヤネが女神アマテラスを岩屋戸から出そうとした言葉として、ピッタリ当てはまっている。(各語の意味は次の通りである。)「ヒァファ」-「その美しい方」の意味(ヒァファは「ハ」+「ヤファ」で、「ハ」は定冠詞、「ヤファ」は美しいの意味)。「ミ」-「誰が」。「ヨツィア」-「彼女を出すだろう」。「マ」-「何と」。「ナーネ」-「答える」。「ヤカヘナ」-「誘って連れ出す」。「タウォ」-「彼女が来る(のに)」。

「ひとつ、ふたつ、みっつ・・・」

それだけではない。日本人はふつう、「ひい、ふう、みい・・・」と言うだけでなく、「ひとつ、ふたつ、みっつ、よっつ、いつつ、むっつ、ななつ、やっつ、ここのつ、とうお」とも言う。これは先の「ひい、ふう、みい・・・」に、接尾語「とつ」または「つ」をつけたものである。一~九には「とつ」または「つ」がつけられ、最後の「とうぉ」は、そのままになっている。

ヘブル語での意味

「とつ」はヘブル語では「テツェ」であろう。「テツェ」は「彼女は出てくる」(「出る」を意味するヤーツァーの三人称単数女性形)、「ツェ」は「出て来て下さい」(ヤーツァーの命令形)の意味である。

応答の言葉

祭司コヤネが、アマテラスに出てもらおうと祈祷文を唱えたとき、周囲にいた神々は、コヤネの唱える祈祷文の一語一語に応答して、連祷をしたに違いない。たとえばコヤネが「ヒァ」と言うと、まわりの神々が「テツェ」といい、「ファ」と言うと、またまわりの神々が「テツェ」と言う、といった具合である。こうして「ヒァ・テツエ」(ひとつ)、「ファ・テツェ」(ふたつ)、「ミ・ツェ」(みっつ)・・・となった。

最後の「タウォ」(とうお)

そして最後の言葉「タウォ」(とうぉ)を唱える時には、一同一斉に唱和した。「タウォ」とは、ヘブル語で「彼女は来る」の意味なのである。(「来る」を意味するボーの三人称単数女性形)。こうしてアマテラスは、天の岩屋戸から出てきた。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 21章22~24節

そのころアビメレクとその軍勢の長ピコルはアブラハムに言った、「あなたが何事をなさっても、神はあなたと共におられる。それゆえ、今ここでわたしをも、わたしの子をも、孫をも欺かないと、神をさしてわたしに誓ってください。わたしがあなたに親切にしたように、あなたもわたしと、このあなたの寄留の地とに、しなければなりません」。

アブラハムは言った、「わたしは誓います」。

神はあなたと共におられる

「あなたが何をしても、神はあなたと共にいる」。アビメレクをして、そのように言わしめました。誰の目にもアブラハムはそのように映ったのかもしれません。それゆえにアブラハムは人々から恐れられたのでしょう。私も、子も、孫も、つまり末代までも私たちを欺かないと誓って欲しいとアビメレクは言いました。神が共にいる人は、一目置かれます。人間中心、自己中心を退け、神に立ち返り、神の御心に生きる。神はそのような者と共にいてくださいます。

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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