どんな問題も神様の視点で解決します

どうしたらもっと多くの人に知っていただけるでしょう

全ての問題の解決は神様の視点にあると思っています。全ての人にそのことを知っていただき、問題の多いこの世界ですが、どんな問題も乗り越えて、良い人生を生きて欲しい。これが「日本人の信仰と聖書について考える会」を始めた私の願いです。皆さんにお伝えしたいことは究極的にはこの一点に尽きます。

視点の転回に解決がある

逆の言い方をすれば、人間の視点で見ているところに問題があるということに気づいていただきたい。視点を人間から神様へ、自己中心から神中心に、自己実現ではなく、神実現に方向を転回すれば解決しない問題はないと思います。それはコペルニクス的転回です。パラダイムシフトです。今日も具体的な例をいくつか挙げて、皆様のパラダイムシフトのお役に立てればと願っています。

神様の喜びとなる子供

例えば子供の教育において、いつも子供に神様の願いを意識させることは最も大切な教育だと思います。親が怖いから親の言うことを聞かなければならないのではなく、それは神様が喜ばれることだから、両親を敬い、その言う事に心を傾ける。それは3歳の幼児でも良心があるので理解することができます。その場合、親自身が単なる自分の都合ではなく、神様に喜ばれる子育てをしたいと願う者であることが前提になると思います。神様に喜ばれ、両親にも喜ばれている。それが子供の心にどんな大きな喜びと満足を与えるものであるか、そのような子供の姿を見れば一目瞭然だと思います。一生親が子供についている訳ではありません。神様の喜ばれる人生を生きたい。子供にこれを教えることができたら、それは最高の教育だと私は思います。

いつも神様を意識して仕事をする

例えば仕事において、どんな仕事であったとしても、単に生活のためとか、好きなことだからというだけでは、困難を感じることがあると思います。何事でも自分が思ったように進むとは限りませんし、人間関係も必ずしも良好ではないかもしれません。でも、自分のためではなく、神様はそのことを通して私に何を願っておられるのだろうかという視点を持つなら、意味がないと思われた作業にも意味があり、困難だと感じた人間関係でも、自分がすべきことは何かが分かったりするものだと思います。

何を仕事にするかということも大事だけど、どのように仕事をするかということも大事

こんな仕事で一生を終わりたくないと思っている人もいるかもしれません。もちろん、職業の選択は大切なことだと思います。なにしろ人生の大半の時間を私たちは仕事で使う訳ですから。ただ自分のやりたいことをやるということではなく、神様が私に願っている仕事をすることが大切なことだと思います。ただ、「こんな仕事」と思っているのは自分だとすれば、まずはその仕事を通して、神様が願われるように働くこともできるのではないかということも申し上げたいと思います。どんな仕事でも、それが罪深い仕事でなければ、そこにも神様の願いはあるし、仕事の種類とは関係なく、神様の願われる働き方というものはあるのではないかと思います。

人にしてもらうことではなく、人にしてあげること

人から何かをしてもらうことばかりを求めて、不満を感じている人もいるかもしれません。実は、それが人間関係の問題になっていないでしょうか。自分に対する人の態度に自分の満足、不満足の土台を置いていれば、いつも不安定だし、人の態度は自分でコントロールできないので、自分ではどうにも努力のしようもありません。でも、神様は人からどうしてもらえるかということに関心があるのではなく、自分が人に対してどうしているかということだと私は思います。これが視点の転回ですね。これなら自分で努力することができます。たとえ人が自分に対してどういう態度であったとしても、それはその人の問題であって、自分の問題ではありません。自分はどうしているのかということに神様は関心があると私は思います。

大人になりましょう

いかがでしょうか。私たちが抱えるどんな問題も、このように視点の転回によって解決できると私は思っています。実際、これまで私はこのような体験をしつつ今日までやって来ました。ただ、それは単なる発想の転換ではなく、成長が求められることでもあり、時に時間がかかることだと思います。一言で言えば、人間の視点から神様の視点に、自己中心から神中心に転回するということは大人になるということでもあると思います。いつまでも甘えているだけではいけません。でも、成長した本当の大人だけが味わうことのできる人生の喜びがそこにはあります。皆さんは成長したいと思いますか。いつまでも子供のままでいたいのでしょうか。本来、大人になりたくない子供はいないと思います。成長することが大きな喜びであることを人間はもともと知っていると思います。いつまでも子供でいたいというのは健全な状態ではないと思います。一朝一夕にはいかないこともあると思います。でも、焦らないで、あるべき大人の姿をはっきりと描いて、成長を目指すことが大切だと思います。