【日本とイスラエル】日本人の起源(8)

ミャオ族

日本人とイスラエル人(ユダヤ人)との関連について、久保有政氏のYou Tube 解説動画『日本人の起源』からご紹介いたします。今日はその(8)です。

日本人のY染色体

じつは日本人のY染色体は、だいたい半分(約50%)がO系統、40%近くがD系統、そして残りがその他の系統です。・・・日本人には、ミャオ族(苗族)の血もかなり入っています。民族学者によると、ミャオ族の一部は日本列島に移り住み、日本人を形成する一種族となりました。日本民俗学のパイオニア=鳥居竜蔵博士は、日本人はミャオ族と血がつながっている、と述べています。

日本人とミャオ族

ミャオ族は、日本に稲をもたらしました。「稲」にはインド型と日本型(ジャポニカ)の二種があり、日本に見られる日本型稲は中国のミャオ族から伝わったものです。博士はまた、日本人はミャオ族(苗族)のほか、漢族、アイヌ、ツングース、インドネシア族(隼人)の血をもひく混血民族だ、と述べています。

日本人のY染色体D系統

では日本人の約40%近くを占めるY染色体D系統の人々は、何系でしょうか。D系統は、アジアではきわめて珍しいものです。中国の主要民族である漢民族や、朝鮮半島の人々などは、D系統はほとんど持っていません。ところが日本人には、それが40%近くもあるのです!これは、日本人には典型的なモンゴロイドとは違う血が、かなり混ざっていることを示しています。

古代イスラエル人の末裔

じつはY染色体D系統は、チベット付近に住む古代イスラエル人の末裔「チャンミン族、羌族)も、濃厚に持っているものです。チャン族の人々も、日本人と同じく、D系統を23%も持っています。チャン族は、古代イスラエル人の風習や伝統を色濃く持っていることでも知られています。そのことのゆえに彼らは、イスラエルの失われた10部族調査機関『アミシャーブ』により、古代イスラエル人の末裔と認められました(『失われたイスラエル10支族』ラビ・エリヤフ・アビハイル著学研)。

Y染色体E系統

さらに、Y染色体のD系統はE系統と同じ先祖から来たことが、遺伝子学的に知られています。両者はその中に「YAP」と呼ばれる同一遺伝子配列を持っているからです。古代イスラエル人の末裔は、チベット付近に住むチャン族以外にも、シルクロードにそって各地に今も住んでいますが、その多くはこのY染色体E系統を色濃く持っています。

イスラエルの失われた10部族

たとえばE系統は、「イスラエルの失われた10部族」の末裔といわれる「パタン族」(アフガニスタン、パキスタン)にも顕著にみられます。イスラエルの失われた10部族中の「ナフタリ族」「イッサカル族」の末裔との伝承がある「ウズベク・ユダヤ人」(ウズベキスタン)も、約28%がE系統です。10部族中「ダン族」に属するといわれる「エチオピア・ユダヤ人」(ファラシャ)も、約50%がE系統です。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は古代イスラエル人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人の原点を知るためにも聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 19章1~11節

そのふたりのみ使は夕暮にソドムに着いた。そのときロトはソドムの門にすわっていた。ロトは彼らを見て、立って迎え、地に伏して、言った、「わが主よ、どうぞしもべの家に立寄って足を洗い、お泊りください。そして朝早く起きてお立ちください」。

彼らは言った、「いや、われわれは広場で夜を過ごします」。しかしロトがしいて勧めたので、彼らはついに彼の所に寄り、家にはいった。ロトは彼らのためにふるまいを設け、種入れぬパンを焼いて食べさせた。

ところが彼らの寝ないうちに、ソドムの町の人々は、若い者も老人も、民がみな四方からきて、その家を囲み、ロトに叫んで言った、「今夜おまえの所にきた人々はどこにいるか。それをここに出しなさい。われわれは彼らを知るであろう」。

ロトは入口におる彼らの所に出て行き、うしろの戸を閉じて、言った、「兄弟たちよ、どうか悪い事はしないでください。わたしにはまだ男を知らない娘がふたりあります。わたしはこれをあなたがたに、さし出しますから、好きなようにしてください。ただ、わたしの屋根の下にはいったこの人たちには、何もしないでください」。

彼らは言った、「退け」。また言った、「この男は渡ってきたよそ者であるのに、いつも、さばきびとになろうとする。それで、われわれは彼らに加えるよりも、おまえに多くの害を加えよう」。彼らはロトの身に激しく迫り、進み寄って戸を破ろうとした。

その時、かのふたりは手を伸べてロトを家の内に引き入れ、戸を閉じた。そして家の入口におる人々を、老若の別なく打って目をくらましたので、彼らは入口を捜すのに疲れた。

どうか悪い事はしないでください

ふたりのみ使はソドムに入りました。ロトは彼らを迎え入れましたが、ソドムの町の人々は彼らに悪い事をしようとしていたようです。ソドムの町の風紀は乱れ、悪がまかり通っていたのでしょう。悪を退け、神の前に正しく生きようとするロトはソドムの人々にとって面白くない存在だったようです。ロトは自分の娘をさし出してでも、彼らを守ろうとしましたが、神に背を向け、悪に心を決めている人々と一致を見出すことは不可能でしょう。ふたりのみ使はロトを家の中に引き入れ、町の人々の目をくらましたと記されています。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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