水、土曜日は「イスラエル12部族に関する聖書預言と日本」というテーマで書いています。日本とイスラエルとの間には何らかの関係があるとすれば、聖書に記されている預言は日本人と無関係ではないということになります。イスラエルについて、聖書には何が書かれているのでしょうか。今日はその17回目です。
イスラエルの永遠の王
B.C.586に南ユダがバビロンに捕囚となった時代の預言者エゼキエルは、イスラエルの回復を預言しましたが、やがてダビデがイスラエルの永遠の王となるという預言もしています。かつてイスラエルが栄華を誇った時代のダビデ王のような王が現れるということを言っているのでしょうか。
旧約聖書 エゼキエル書 37章24~28節
わがしもべダビデは彼らの王となる。彼らすべての者のために、ひとりの牧者が立つ。彼らはわがおきてに歩み、わが定めを守って行う。彼らはわがしもべヤコブに、わたしが与えた地に住む。これはあなたがたの先祖の住んだ所である。そこに彼らと、その子らと、その子孫とが永遠に住み、わがしもべダビデが、永遠に彼らの君となる。わたしは彼らと平和の契約を結ぶ。これは彼らの永遠の契約となる。わたしは彼らを祝福し、彼らをふやし、わが聖所を永遠に彼らの中に置く。わがすみかは彼らと共にあり、わたしは彼らの神となり、彼らはわが民となる。そしてわが聖所が永遠に、彼らのうちにあるようになるとき、諸国民は主なるわたしが、イスラエルを聖別する者であることを悟る」。
世の終わりに関する預言
それは永遠の王国であり、神様はイスラエルを特別に扱われるということを全世界が悟ると言っているので、世の終わりに関する預言ではないかと考えられます。また、その時にはゴグと呼ばれる国がイスラエルを攻め、神様がゴグを滅ぼされ、全世界が神様を知るようになると預言されています。
旧約聖書 エゼキエル書 38章18~23節
しかし主なる神は言われる、その日、すなわちゴグがイスラエルの地に攻め入る日に、わが怒りは現れる。わたしは、わがねたみと、燃えたつ怒りとをもって言う。その日には必ずイスラエルの地に、大いなる震動があり、海の魚、空の鳥、野の獣、すべての地に這うもの、地のおもてにあるすべての人は、わが前に打ち震える。また山々はくずれ、がけは落ち、すべての石がきは地に倒れる。主なる神は言われる、わたしはゴグに対し、すべての恐れを呼びよせる。すべての人のつるぎは、その兄弟に向けられる。わたしは疫病と流血とをもって彼をさばく。わたしはみなぎる雨と、ひょうと、火と、硫黄とを、彼とその軍隊および彼と共におる多くの民の上に降らせる。そしてわたしはわたしの大いなることと、わたしの聖なることとを、多くの国民の目に示す。そして彼らはわたしが主であることを悟る。
イスラエル12部族の割り当て地
続いて、エゼキエルはイスラエル12部族に割り当てられる土地を細かく預言しています。それは東から西へと細長い割り当て地のようです。そこから分かることは、この預言はイスラエルの12部族が全て回復されるということ。割り当て地は部族ごとに明確に割り振られていること。現在のイスラエル国はそのようには回復されていないことを考えると、これらの預言はイスラエル12部族が回復された後でなければならないと思います。
旧約聖書 エゼキエル書 47章13~21節
主なる神は、こう言われる、「あなたがたがイスラエルの十二の部族に、嗣業として土地を分け与えるには、その境を次のように定めなければならない。ヨセフには二つの分を与えよ。あなたがたは、これを公平に分けよ。これはわたしが、あなたがたの先祖に与えると誓ったもので、これは嗣業として、あなたがたに属するものである。その地の境はこのとおりである。北は大海からヘテロンの道を経て、ハマテの入口およびゼダデに至り、またベロテおよびダマスコとハマテの境にあるシブライムに至り、ハウランの境にあるハザル・ハテコンに及ぶ。その境は海からダマスコの北の境にあるハザル・エノンにおよび、北の方はハマテがその境である。これが北の方である。東の方は、ハウランとダマスコの間のハザル・エノンから、ギレアデとイスラエルの地との間の、ヨルダンに沿い、東の海に至り、タマルに及ぶ。これが東の方である。南の方はタマルからメリボテ・カデシの川に及び、そこからエジプトの川に沿って大海に至る。これが南の方である。西の方はハマテの入口に至る大海を境とする。これが西の方である。あなたがたはこのように、イスラエルの部族に従って、この地をあなたがたの間に分割せよ。
旧約聖書 エゼキエル書 48章1~10節
イスラエルの部族の名は次のとおりである。北の果からヘテロンの道を経て、ハマテの入口に至り、ハマテに相対するダマスコの北の境にあるハザル・エノンに及び、東の方から西の方へのびる地方、これがダンの分である。
ダンの領地に沿って、東の方から西の方へのびる地方、これがアセルの分である。
アセルの領地に沿って、東の方から西の方へのびる地方、これがナフタリの分である。
ナフタリの領地に沿って、東の方から西の方へのびる地方、これがマナセの分である。
マナセの領地に沿って、東の方から西の方へのびる地方、これがエフライムの分である。
エフライムの領地に沿って、東の方から西の方へのびる地方、これがルベンの分である。
ルベンの領地に沿って、東の方から西の方へのびる地方、これがユダの分である。
ユダの領地に沿って、東の方から西の方へのびる地方は、あなたがたのささげる献納地とせよ。その幅は二万五千キュビト、その東の方から西の方へのびる長さは、部族の一つの分に同じで、聖所はその中にある。すなわちあなたがたの主にささげる献納地は長さ二万五千キュビト、幅二万キュビトである。これが祭司への聖なる献納地である。すなわち祭司の分は、北は二万五千キュビト、西は幅一万キュビト、東は幅一万キュビト、南は長さ二万五千キュビトである。主の聖所はその中にある。
旧約聖書 エゼキエル書 48章28~29節
なお残りの部族では東の方から西の方に至る地方、これがベニヤミンの分である。
ベニヤミンの領地に沿って、東の方から西の方に至る地方、これがシメオンの分である。
シメオンの領地に沿って、東の方から西の方に至る地方、これがイッサカルの分である。
イッサカルの領地に沿って、東の方から西の方に至る地方、これがゼブルンの分である。
ゼブルンの領地に沿って、東の方から西の方に至る地方、これがガドの分である。南の方はガドの領地に沿って、タマルからメリボテ・カデシの水に至り、そこからエジプトの川に沿って大海に至る。これはあなたがたが、くじをもってイスラエルの部族のうちに分けて、嗣業とすべき地である。これが彼らの分であると、主なる神は言われる。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」