【日本とイスラエル】原田観峰氏

祈る女性

日本とイスラエルに関連した事柄について、日本ユダヤ教団のラビ(教師)として、日本に10年以上居住したことのあるマーヴィン・トケイヤー氏の著書「日本・ユダヤ封印の古代史」から紹介しています。

書道家の故・原田観峰氏

書道家の故・原田観峰(はらだかんぽう)氏は、自分の先祖はイスラエル十部族の一つ、ゼブルン族だったと信じていた。彼は私の親しい友人であった。ロンドンで出版されたチュードール・パーフィット著の本の中にも、彼のことが紹介されている。

日本習字教育財団の会長

京都に住む原田氏は、日本習字教育財団の会長として約60万人の弟子を有する、成功した実業家であった。彼は白い顎鬚(あごひげ)を伸ばし、東洋の神秘的聖人を思わせる和服を愛用していた。

原田家のトーラーの壇

原田氏の家には、シナゴーグ(ユダヤ教会堂)と同様のトーラー(モーセ五書)が壇の中に置かれ、ユダヤのものやユダヤの本がずらりと部屋の中に置かれている。ただし原田氏はヘブル語は読めない。じつはそのトーラーの壇をつくるとき、原田氏は私に監修を求めたので、私はその壇の製作を手伝ったことがある。

日系ユダヤ人、秦氏

原田氏の父は、先祖はイスラエルから来たと原田氏に語った。彼の家にはまた、イスラエル人のしるしである房が昔からあった。原田氏は、自分は日系ユダヤ人だと語っていた。姓の原田は、秦氏に由来している。先祖は秦氏である。

日本とイスラエルの英知はやがて一つになる

彼は九州に私立の博物館を有し、それは広大な土地に建てられている。彼はまた、四国の剣山に、ユダヤ民族の有力な証拠が眠っているはずだと語っていた。天皇家は純粋なユダヤの血を受け継いでいる、また日本とイスラエルの英知はやがて一つになって合体するだろう、とも彼は語っていた。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本人の文化、伝統、国民性に深い影響を与えていると思います。宗教の教典としてではなく、日本人として、人としての生き方を考えるために聖書を読んでみてください。

新約聖書 ルカによる福音書 11章1~13節

また、イエスはある所で祈っておられたが、それが終ったとき、弟子のひとりが言った、「主よ、ヨハネがその弟子たちに教えたように、わたしたちにも祈ることを教えてください」。

そこで彼らに言われた、「祈るときには、こう言いなさい、『父よ、御名(みな)があがめられますように。御国(みくに)がきますように。わたしたちの日ごとの食物を、日々お与えください。わたしたちに負債のある者を皆ゆるしますから、わたしたちの罪をもおゆるしください。わたしたちを試みに会わせないでください』」。

そして彼らに言われた、「あなたがたのうちだれかに、友人があるとして、その人のところへ真夜中に行き、『友よ、パンを三つ貸してください。友だちが旅先からわたしのところに着いたのですが、何も出すものがありませんから』と言った場合、彼は内から、『面倒をかけないでくれ。もう戸は締めてしまったし、子供たちもわたしと一緒に床にはいっているので、いま起きて何もあげるわけにはいかない』と言うであろう。しかし、よく聞きなさい、友人だからというのでは起きて与えないが、しきりに願うので、起き上がって必要なものを出してくれるだろう。

そこでわたしはあなたがたに言う。求めよ、そうすれば、与えられるであろう。捜せ、そうすれば見いだすであろう。門をたたけ、そうすれば、あけてもらえるであろう。すべて求める者は得、捜す者は見いだし、門をたたく者はあけてもらえるからである。

あなたがたのうちで、父であるものは、その子が魚を求めるのに、魚の代りにへびを与えるだろうか。卵を求めるのに、さそりを与えるだろうか。このように、あなたがたは悪い者であっても、自分の子供には、良い贈り物をすることを知っているとすれば、天の父はなおさら、求めて来る者に聖霊を下さらないことがあろうか」。

祈りを教える

イエス・キリストは弟子たちに乞われて、祈りについて教えました。父とは神のことでしょう。その御名があがめられ、御国が来るように祈れと教えられています。それは神を中心として生きることができるように祈り求めよということだと思います。

神は聖霊を与えて下さる

続いてイエス・キリストは求める者に神は必ず聖霊、つまり神の霊を与えて下さると教えたことが記されています。人間中心、自己中心を退け、神の願いや思いを中心にして生きること。それが救いであり、幸いな人生であるとイエス・キリストは教えました。しかし、そのことを「本当にそうだ」と深い納得と確信を私たちの心に与えるのは、単に私たちの知性とか理解ではなく、神の霊の働きが必要なのではないでしょうか。自分の頭で「分かった」というのは、まだ自分が中心になっているのかもしれません。私たちは神の霊によって、分からせていただくのではないかと思います。「父よ、御名(みな)があがめられますように。御国(みくに)がきますように。」と祈り求める者に、神は聖霊を与え、深い確信を与えて下さるとイエス・キリストは教えたのではないでしょうか。

いかがでしたか

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本書の目次

一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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