日本とイスラエルに関連する事柄について、アビグドール・シャハン著「古代日本に辿り着いたユダヤ人・失われた十部族の足跡~イスラエルの地から日本まで」からご紹介いたします。
日本語とその文字の解読
日本語とその文字の解読においては、次の点に気を付けなければならない。つまり、バビロニア捕囚までは二種類のヘブライ文字、アッシリア文字(方形文字)とラアツ文字(古代カナン文字)の両方が守られており、文字に精通していたレビ人たちはそれらをさらに進化させていた。
エフライム族の影響
日本語の発音と文字には、エフライム族の影響が大きく働いており、アッシリアに散らされた他部族に独特の発音や言い回しがあったとしても、全てエフライム族の言い回しに、呑み込まれてしまった。
エフライム族の独特の言い回し
エフライム族の独特の言い回しには様々なものがあったであろうが、一つ例を挙げるならば、彼らは「sh」の文字の発音ができず「s」と発音していた。この発音はエフライム族を見分けるために使われるほど、はっきりとした特徴であった。エフライム族が、エフタとギレアデを相手に戦争をしたときのことである。エフタの兵士たちはヨルダン川の渡し場を陥れ、その渡し場に多くの逃亡者が殺到した。ギレアデの人々は、エフライム人を見分けるために、一人一人に「シボレットと発音してみよ」と命じ、「スィボレット」と発音した者は全て殺された。
日本語への影響
エフライム人が「sh」の発音ができなかったということは、日本語の発音に大きな影響を与えた。日本語に含まれる多くのヘブライ単語の「sh」の音が「s」に変わっているために、そのもともとの音を見分けることが難しくなっているのである。
書き方への影響
エフライム族の影響は、日本語文字がヘブライ文字に変わって使われるようになった時の、書き方にも色濃く残されている。ヨセフの子孫であるこの部族は、エジプト祭司の家系でもあり、ヒエログリフにも精通していた。ヒエログリフは、上から下に向けても書くことができるし、また右から左、左から右にも書くことができる。文字自体が絵画的な象形文字であるために、それらの象形文字(鳥や動物など)が向いている方向によって、読む方向がわかる。
日本語の文字
十部族が日本に到着した時、古代ヘブライ語のアルファベットで書かれていたヘブライ文字は、まだ右から左に向けて書かれていた。しかし理由は明らかではないが、おそらく旅路の指導者により、約千三百年にわたってヘブライ語アルファベットは封印されたが、その後九世紀になってから、奇跡的な方法で「再発見」され、再び日本語の文字として復活することになる。(本からの引用は以上です。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本人の文化、伝統、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本人として聖書を読んでみてください。
新約聖書 ヨハネによる福音書 1章35~42節
その翌日、ヨハネはまたふたりの弟子たちと一緒に立っていたが、イエスが歩いておられるのに目をとめて言った、「見よ、神の小羊」。そのふたりの弟子は、ヨハネがそう言うのを聞いて、イエスについて行った。
イエスはふり向き、彼らがついてくるのを見て言われた、「何か願いがあるのか」。彼らは言った、「ラビ(訳して言えば、先生)どこにおとまりなのですか」。イエスは彼らに言われた、「きてごらんなさい。そうしたらわかるだろう」。
そこで彼らはついて行って、イエスの泊まっておられる所を見た。そして、その日はイエスのところに泊まった。時は午後四時ごろであった。ヨハネから聞いて、イエスについて行ったふたりのうちのひとりは、シモン・ペテロの兄弟アンデレであった。
彼はまず自分の兄弟シモンに出会って言った、「わたしたちはメシヤ(訳せば、キリスト)にいま出会った」。そしてシモンをイエスのもとにつれてきた。イエスは彼に目をとめて言われた、「あなたはヨハネの子シモンである。あなたをケパ(訳せば、ペテロ)と呼ぶことにする」。
神の小羊
バプテスマのヨハネはイエスを見て、そう呼びました。それは全人類の罪を贖うために犠牲として捧げられる神の小羊という意味なのだろうと思います。バプテスマのヨハネは旧約聖書の預言から、それがメシヤであることを理解していたようです。
イエスの弟子となる
バプテスマのヨハネの二人の弟子は、ヨハネがそう言うのを聞いて、イエスの弟子となったようです。ヨハネがそう教えていたのだろうと思います。ヨハネは彼らを自分の弟子とするのではなく、イエスの弟子、まことに私たちを神のもとに導くメシヤの弟子としたのだと思います。
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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