日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「秦氏のルーツ:古代イスラエル、東方基督教との関係」からご紹介いたします。
聖徳太子の側近、秦河勝
秦氏は、奈良の地で、聖徳太子(厩戸皇子)の側近としても仕えていた。聖徳太子のブレーンであった秦河勝は、当時の秦氏の長であった。先代旧事本紀によれば、聖徳太子は中臣御食子(鎌足の父)から、「宗源道」と呼ばれる一神教的な神道を学んだ。
宗源道
宗源道は、「一の大神を伝える。これが宗源(もとつみもと)の道である」(先代旧事本紀天神本紀)と定義されている。この一神教の神道は、秦氏の信じていた神道、キリスト教的神道の信仰でもあった。
太秦
秦氏はまた、のちに京都にも多く住んで、その拠点とした所を「太秦」(うずまさ)と呼んだ。太秦という漢字は、普通なら「うずまさ」とは読まない。太秦の漢字は当て字で、はじめに「うずまさ」という音があった。
それはイエス・キリスト
秦氏は、大陸にいたとき、古代東方キリスト教に改宗してから日本にやって来ている。ウズマサは、シルクロードで広く使われていたアラム語で「イエス・キリスト」を意味する「イシュ・マシャ」(イシュ=イエス、マシャ=メシヤ)だろうと思われる。「イシュ・マシャ」は場所によっては「ウシュ・マシャ」と発音されていたので、それが日本で「ウズ・マサ」となった。
太秦明神
実際、太秦の広隆寺の隣に「大酒神社」がある。それは今は小さな神社だが、昔は秦氏のつくった大きな神社だった。そこに「太秦明神」と書かれた石柱が立っている。太秦明神とは、つまりイエス・キリスト明神であった。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 創世記 26章26~35節
時にアビメレクがその友アホザテと、軍勢の長ピコルと共にゲラルからイサクのもとにきたので、イサクは彼らに言った、「あなたがたはわたしを憎んで、あなたがたの中からわたしを追い出されたのに、どうしてわたしの所にこられたのですか」。
彼らは言った、「われわれは主があなたと共におられるのを、はっきり見ましたので、いまわれわれの間、すなわちわれわれとあなたとの間に一つの誓いを立てて、あなたと契約を結ぼうと思います。われわれはあなたに害を加えたことはなく、ただ良い事だけをして、安らかに去らせたのですから、あなたはわれわれに悪い事をしてはなりません。まことにあなたは主に祝福されたかたです」。
そこでイサクは彼らのためにふるまいを設けた。彼らは飲み食いし、あくる朝、はやく起きて互に誓った。こうしてイサクは彼らを去らせたので、彼らはイサクのもとから穏やかに去った。
その日、イサクのしもべたちがきて、自分たちが掘った井戸について彼に告げて言った、「わたしたちは水を見つけました」。イサクはそれをシバと名づけた。これによってその町の名は今日にいたるまでベエルシバといわれている。
エサウは四十歳の時、ヘテびとベエリの娘ユデテとヘテびとエロンの娘バスマテとを妻にめとった。彼女たちはイサクとリベカにとって心の痛みとなった。
主がともにおられるのを、はっきり見た
アビメレクは神がイサクと共にいることが分かったのでしょう。恐れを感じ、イサクと同盟を結びにやって来ました。もちろん、イサクは神に特別に選ばれた者ですが、神はどこにでもおられます。自己中心、人間中心を退けて、神に立ち返り、神に従って生きる者と、神は共にいてくださいます。アビメレクにとって重要なことは、イサクを敵に回さないようにすることだけでなく、自ら神に立ち返って生きることだったでしょう。
エサウの妻たち
イサクとリベカにはエサウとヤコブという双子の息子がいました。ヤコブは神に従う者でしたが、どうやらエサウは自己中心、人間中心だったのでしょう。神に従わない人々を妻とし、そのことはイサクとリベカの心の痛みとなったと記されています。神を中心にして生きること。それが人間本来の幸いです。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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