日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「神道のルーツとユダヤ1」からご紹介いたします。
朝鮮は起源ではなく、経由(前回の続き)
日本の神道は、朝鮮起源ではなく、おもに「朝鮮経由」で日本にやって来たものだろう。つまり中国よりも西のシルクロードからやって来た人々が、朝鮮半島にもしばらくいたために、そこに少し神道的な風習を残した。そしてそののち日本にやって来た彼らは、日本に神道をもたらしたのであった。
中国でも朝鮮でもない
このように、基本的に神道の起源は、中国でも朝鮮でもない。日本の伝統文化は、中国とも朝鮮とも異なる要素が多い。たとえば、日本人は日本語を話す。・・・もし、中国人が日本をつくったのなら、日本の言葉は中国語になっただろう。また朝鮮の人々が日本をつくったのなら、日本の言葉が朝鮮語になっただろう。
中国や朝鮮以外の要素
・・・もちろん日本語の中に一部、中国語や朝鮮語が入っていることはある。だが、基本的に日本語は中国語とも朝鮮語とも大きく異なっている。朝鮮語と日本語の親類説がいわれることもあるが、たしかに文法等は似ているものの、全体的には両者の違いははなはだ大きい。近縁ではなく「遠縁」であるというのが、言語学者の指摘するところだ。こうしたことは、日本文化の起源において、朝鮮や中国以外の要素がかなり多かったことを明確に示している。神道の形成においても、朝鮮や中国以外の要素が多かった。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 創世記 30章1~8節
ラケルは自分がヤコブに子を産まないのを知った時、姉をねたんでヤコブに言った、「わたしに子どもをください。さもないと、わたしは死にます。」。
ヤコブはラケルに向かい怒って言った、「あなたの胎に子どもをやどらせないのは神です。わたしが神に代わることができようか」。
ラケルは言った、「わたしのつかえめビルハがいます。彼女の所におはいりなさい。彼女が子を産んで、わたしのひざに置きます。そうすれば、わたしもまた彼女によって子を持つでしょう」。
ラケルはつかえめビルハを彼に与えて、妻とさせたので、ヤコブは彼女の所にはいった。ビルハは、みごもってヤコブに子を産んだ。そこでラケルは、「神はわたしの訴えに答え、またわたしの声を聞いて、わたしに子を賜った」と言って、名をダンと名づけた。
ラケルのつかえめビルハはまた、みごもって第二の子をヤコブに産んだ。そこでラケルは、「わたしは激しい争いで、姉と争って勝った」と言って、名をナフタリと名づけた。
姉と争って勝った
妹ラケルは、姉レアには4人の子どもが生まれたにもかかわらず、自分には子が生まれないのを見て、姉をねたんだとあります。そして、自分のつかえめビルハを夫ヤコブに与え、ビルハは2人の子どもを出産します。これを見て、ラケルは姉と争って勝ったと言ったことが記されています。確かに子どもは神様からの賜物であり、祝福でしょう。ラケルは子どもが与えられないということに、どれほど大きな苦しみを抱えていたことでしょう。しかし、本来、それは争いでも、勝ち負けでもありません。それでも、このような人間的な思いの中に神は働かれて、神の計画は進められていくことを思います。神に目を留め続けることが大切でしょう。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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