【日本とイスラエル】ヘブル語とソーラン節

にしん漁

ヘブル語起源と考えられる日本民謡の囃子詞について、久保有政氏のYouTube動画解説「日本のルーツとユダヤ2」からご紹介いたします。

囃子詞(はやしことば)

・・・日本各地の民謡の、とくに囃子詞の中にもヘブル語が多い、という説がある。以前、テレビ東京の番組「みのもんたの日本ミステリー」の中で、このことが取り上げられた。番組制作スタッフが、東京のイスラエル大使館を訪れてエリ・コーヘン大使に、北海道の民謡「ヤーレン・ソーラン」を聞かせたのである。にしん漁の際に漁師たちが歌う民謡だ。

ソーラン節

ヤーレン ソーラン
ソーラン ソーラン ソーラン
ソーラン (ハイハイ)
にしん来たかと かもめに問えば
わたしゃ立つ鳥 波に聞け
チョイヤサ エー エンヤー サー
ノ ドッコイショ

ヤーレン・ソーラン

スタッフはイスラエル大使に尋ねた。「このヤーレン・ソーランは、地元の漁師たちに聞いても、何の意味かわからないのです。ただ昔からそう言うから、そう歌っているだけだと。大使は、この歌詞を聞いてどう思われますか」。すると大使は言った。「ヤーレンは、ヘブル語では『喜び歌う』という意味です。ソーランは、ヘブル語では『はしご』の意味です』。つまり、「喜び歌うはしご」というのだが、これは一体どういう意味かと思い、実際に「にしん小屋」を調べてみた。

にしん小屋の「はしご」

すると番組スタッフは発見したのだ。小屋には昔から、必ず「はしご」がついていたのである。はしごを上って屋根裏部屋にあがるようになっていて、その屋根裏部屋の窓から、海と、にしん漁の様子を観察し、漁師たちは「喜び歌った」。それが「ソーラン節」なのである。彼らは、はしごの上から、「にしん来たかと、かもめに問えば、わたしゃ立つ鳥、波に聞け」と言って、喜び歌ったのだ。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 46章8~27節

46:8イスラエルの子らでエジプトへ行った者の名は次のとおりである。すなわちヤコブとその子らであるが、ヤコブの長子はルベン。 46:9ルベンの子らはハノク、パル、ヘヅロン、カルミ。 

46:10シメオンの子らはエムエル、ヤミン、オハデ、ヤキン、ゾハル及びカナンの女の産んだ子シャウル。 

46:11レビの子らはゲルション、コハテ、メラリ。 

46:12ユダの子らはエル、オナン、シラ、ペレヅ、ゼラ。エルとオナンはカナンの地で死んだ。ペレヅの子らはヘヅロンとハムル。 

46:13イッサカルの子らはトラ、プワ、ヨブ、シムロン。

 46:14ゼブルンの子らはセレデ、エロン、ヤリエル。 46:15これらと娘デナとはレアがパダンアラムでヤコブに産んだ子らである。その子らと娘らは合わせて三十三人。

 46:16ガドの子らはゼポン、ハギ、シュニ、エヅボン、エリ、アロデ、アレリ。 

46:17アセルの子らはエムナ、イシワ、イスイ、ベリアおよび妹サラ。ベリアの子らはヘベルとマルキエル。 46:18これらはラバンが娘レアに与えたジルパの子らである。彼女はこれらをヤコブに産んだ。合わせて十六人。 

46:19ヤコブの妻ラケルの子らはヨセフとベニヤミンとである。 46:20エジプトの国でヨセフにマナセとエフライムとが生れた。これはオンの祭司ポテペラの娘アセナテが彼に産んだ者である。 46:21ベニヤミンの子らはベラ、ベケル、アシベル、ゲラ、ナアマン、エヒ、ロシ、ムッピム、ホパム、アルデ。 46:22これらはラケルがヤコブに産んだ子らである。合わせて十四人。

 46:23ダンの子はホシム。 

46:24ナフタリの子らはヤジエル、グニ、エゼル、シレム。 46:25これらはラバンが娘ラケルに与えたビルハの子らである。彼女はこれらをヤコブに産んだ。合わせて七人。 

46:26ヤコブと共にエジプトへ行ったすべての者、すなわち彼の身から出た者はヤコブの子らの妻をのぞいて、合わせて六十六人であった。 46:27エジプトでヨセフに生れた子がふたりあった。エジプトへ行ったヤコブの家の者は合わせて七十人であった。

イスラエル十二部族

ここにはエジプトに行ったヤコブ(すなわちイスラエル)一族の名が記されています。イスラエルの12人の子供たちと、その子供たち。一族の合計は70人であったと記されています。このイスラエルの12人の子供たちがイスラエル12部族の祖先です。神はこの70人で始まったイスラエル民族を選び、祝福し、神を中心にして生きる幸いな生き方を全人類に示そうとされたのです。その末裔の多くが、古代日本に到達し、日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性に大きな影響を与えたと考えられます。日本民族のルーツがユダヤ人だったという日ユ同祖論ではありません。イスラエル民族の末裔の一部が古代日本に渡来し、日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性に大きな影響を与えたのです。

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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