日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「秦氏のルーツ:古代イスラエル、東方基督教との関係」からご紹介いたします。
秦氏
秦氏は、今から約1700年前、中国や朝鮮半島を経由して3~4世紀の古代日本に大挙渡ってきた、渡来人一族である。彼ら秦氏一族は、天皇家に忠実に仕え、古代日本の神道にも大きな影響を与えた。
聖徳太子、神道との関係
聖徳太子の側近として仕えたのも、秦氏であった。八幡神社や稲荷神社など、全国の神社の多くをつくったのも、秦氏である。伊勢神宮などにも秦氏が深くかかわっている。また秦氏は、平安京の造営に圧倒的な力を発揮するなど、日本の文化や伝統をつくった中心的豪族であった。こうしたことは、日本書紀や新撰姓氏録などにも記されている。
古代イスラエル、古代東方基督教との関係
多くの研究家は、秦氏はもともと古代イスラエル人であり、大陸で古代東方キリスト教に改宗し、そののち日本に渡来した人々であると考えている。ここで、秦氏のルーツについて探ってみよう。
古代イスラエル人とは
はじめに「古代イスラエル人」とは何か。古代イスラエル人は紀元前10世紀には、ダビデ王やソロモン王のもとで中近東最大の王国をつくっていた。しかしソロモン王の死後、王国は二つに分裂。南ユダ王国と、北イスラエルとなった。
ユダヤ人とは
もともと古代イスラエル人は12部族から成る人々だったが、北イスラエル王国にはそのうちの10部族がつき、南ユダ王国には、残りの部族がついた。いわゆる「ユダヤ人」とは、南ユダ王国の子孫である。
失われたイスラエル10部族
一方、北イスラエル王国の10部族は紀元前721年に、当時強大な帝国であったアッシリア帝国によって侵略され、アッシリア捕囚というものを経験する。そののち故国に帰ることができず、世界に離散した。彼らは「失われたイスラエルの10部族」の名で呼ばれることもある。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の教典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 創世記 25章19~26節
アブラハムの子イサクの系図は次のとおりである。アブラハムの子はイサクであって、イサクは四十歳の時、パダンアラムのアラムびとベトエルの娘で、アラムびとラバンの妹リベカを妻にめとった。
イサクは妻が子を産まなかったので、妻のために主に祈り願った。主はその願いを聞かれ、妻リベカはみごもった。ところがその子らが胎内で押し合ったので、リベカは言った、「こんなことでは、わたしはどうなるでしょう」。
彼女は行って主に尋ねた。主は彼女に言われた、「二つの国民があなたの胎内にあり、二つの民があなたの腹から別れて出る。一つの民は他の民よりも強く、兄は弟に仕えるであろう」。
彼女の出産の日がきたとき、胎内にはふたごがあった。さきに出たのは赤くて全身毛ごろものようであった。それで名をエサウと名づけた。その後に弟が出た。その手はエサウのかかとをつかんでいた。それで名をヤコブと名づけた。リベカが彼らを産んだ時、イサクは六十歳であった。
エサウとヤコブの誕生
エサウとヤコブが産まれた時、イサクは六十歳でした。四十歳の時に結婚したとありますので、二十年間、子がなかったことが分かります。イサクは神に祈り、神はその願いを聞いて、子を授けてくれました。また、その子がリベカの胎内で押し合った時、リベカは神に尋ねました。その祈りに神が答えたことが記されています。イサクもリベカも神に求め、神に尋ね、神を中心にして生活していたことが分かります。このヤコブがやがてイスラエルと呼ばれるようになります。これがイスラエル民族のルーツです。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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