【日本とイスラエル】景教と日本

羊

日本とイスラエルに関連した事柄について、日本ユダヤ教団のラビ(教師)として、日本に10年以上居住したことのあるマーヴィン・トケイヤー氏の著書「日本・ユダヤ封印の古代史」から紹介しています。

判明している事実

日本にたくさんの景教徒が来ていることは、日本各地の遺跡からも判明している。群馬県に「多胡(たこ)」という所がある。「胡」は異国を意味し、「多胡」というのは、ここに異国人がたくさん住んでいたからつけられた名前だと、日本の学者が述べている。

景教の十字架の発見

そこに「多胡碑」とも「羊太夫碑」とも呼ばれる碑がある。これは711年に建立された碑だが、その碑のかたわらから景教の十字架、および「JNRI」の文字(INRIと同じで、「ユダヤ人の王、ナザレのイエス」を意味する。十字架のイエスの頭上に掲げられた言葉)が発見された。

たくさんの羊が飼われていた

また、この碑が「羊太夫碑」と呼ばれることからもわかるように、この地域には羊をたくさん飼っている人々がいた。『日本民族秘史』を著した川瀬勇は、中国で現地調査をし、中国の華北で蒙古羊と共に飼われている「寒羊(かんよう)」は、イスラエル原産の「アワシ」と呼ばれる綿羊(めんよう)と同じであったと述べている。

景教徒が連れてきたものだろう

彼はまた、群馬県の前橋や桐生あたりで奈良時代まで飼われていた羊もまた、「寒羊」だったと考えていた。日本にはもともと羊はいなかった。この羊は、景教徒が連れてきたものだろう。そして彼らは、イスラエル人であったかも知れないのである。(本からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は日本人の国民性、文化、伝統、信仰に深い関係がありそうです。イエスの教えは日本人の心の中にも引き継がれているのでしょう。キリスト教の教典という考えはひとまず脇に置いて、日本人の心を知るために聖書を読んでみてください。

新約聖書 ルカによる福音書 7章11~17節

そののち、間もなく、ナインという町へおいでになったが、弟子たちや大ぜいの群衆も一緒に行った。町の門に近づかれると、ちょうど、あるやもめにとってひとりむすこであった者が死んだので、葬りに出すところであった。

大ぜいの町の人たちが、その母につきそっていた。主はこの婦人を見て深い同情を寄せられ、「泣かないでいなさい」と言われた。そして近寄って棺に手をかけられると、かついでいる者たちが立ち止まったので、「若者よ、さあ、起きなさい」と言われた。

すると、死人が起き上がって物を言い出した。イエスは彼をその母にお渡しになった。人々はみな恐れをいだき、「大預言者がわたしたちの間に現れた」、また、「神はその民を顧みてくださった」と言って、神をほめたたえた。

イエスについてのこの話は、ユダヤ全土およびその附近のいたる所にひろまった。

死人がよみがえる

死人が起き上がって物を言い出すのを目の当たりにすれば、恐れをいだくのも当然だろうと思います。腰を抜かすかもしれません。これが事実の記録であるのかどうか、私は証言できませんが、事実であるとすれば、神様の超自然的な力がイエスを通して働いていたということだと思います。

神様の力

そして、天地万物をお造りになった神様の力が働くなら、死人がよみがえるということもあり得るのではないでしょうか。人間中心であれば、それは考えられないことかもしれませんが、神様を中心にするなら考えられることであり、そこに人間の理解を越えた希望があると私は思います。

神様だと分かった

この出来事を目撃した人たちは恐れを感じ、「大預言者がわたしたちの間に現れた」、また、「神はその民を顧みてくださった」と言って、神をほめたたえたと記されています。彼らは神様の力を目の当たりにしたということではないでしょうか。人間的には絶望であったとしても、また人間にはどうすることもできない「死」という問題であったとしても、神様に目を止めるなら希望があるということではないでしょうか。

いかがでしたか

参考になりましたら「いいね!」でお知らせください。また、シェアのご協力もよろしくお願いします。今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。

2018年2月2日(金)タピ大決定!

今回は「古代史に見る日本人とユダヤ人の不思議な関係(3)~キャンピングカーで行く古代ユダヤ人ゆかりの地を巡る旅」と題して、昨年の夏に訪問した石川県宝達町にある「モーゼの墓」、京都府丹後にある日本最古の神社の一つ「元伊勢籠(この)神社」のレポートを、道の駅情報などキャンピングカーの旅行の魅力を交えながらお伝えしたいと思います。お近くにお住いの方はぜひお出でください。参加費無料、予約も要りません。お待ちしております。詳しくはタピ大をご覧ください。

本をお求めください

本の表紙Amazonから「日本人の信仰が世界を救う—元キリスト教牧師が語る神の国ニッポン」を出版しています。(Amazonのサイトはこちらです。)日本人の高い国民性は聖書と関係があること、イエスの教えは「日本人の信仰」にもお引き継がれていることについて書きました。ぜひ、読んでみてください。

本書の目次

一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

詳しくは書籍情報をご覧ください。

投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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