日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「神道のルーツとユダヤ2」からご紹介いたします。
神社のルーツ
中国の北京には、明や清の皇帝が天に対して祭祀を行った「天壇」と呼ばれる礼拝所がある(1420年建立)。・・・これは円形の建物であり、また中国で最も縁起のいいとされる9の数やその倍数で欄干や階段がつくられるなどしていて、日本の神社にもユダヤの幕屋にも全く似ていない。
韓国はどうか
一方、韓国には、ソウルに「社稷檀」(サジッタン)と呼ばれる礼拝所がある。これは国王が土地神と穀物神を祀ってきた所であるが、5色の土(青、白、赤、黒、黄)がかぶせられた祭壇で、日本の神社の構造には似ていない。
古代イスラエルのみ
ギリシャや、エジプト、ローマの神殿も、日本の神社には似ていない。神社に類する建築物は、シルクロードの両端にあった古代イスラエルと日本にのみ共通することなのである。
エリ・コーヘン駐日大使
かつて私(久保有政氏)は、数人の知人とともに駐日イスラエル大使館を訪れ、エリ・コーヘン大使にお会いしたことがある。そのとき彼は、「これは三笠宮殿下にもお渡ししたものなのですが・・・」と言って、私たちに一つの小冊子をくださった。それは『日本とユダヤの類似性』と題した大使自身が書かれた小論文であった。
自然との一体性
その論文の中に、神社についてこう書かれている。「伊勢神宮は、木材で建立され、一本の金属も建立中に触れられることがありません。それは自然との一体、また自然の一部であることを意識したものです。イスラエルの祭壇についても、旧約聖書の中で神はモーセに言われています。神のために祭壇を建てる時は、それは土から自然にもたらされるべきであり(旧約聖書出エジプト記20章24節)、あるいは自然石であるべきであり、建立中は金属を当ててはならない(同25節)」。つまりイスラエルの礼拝所においても、日本の神社と同様、自然との一体性の中での礼拝が求められたのである。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 創世記 31章33~35節
そこでラバンはヤコブの天幕にはいり、またレアの天幕にはいり、更にふたりのはしための天幕にはいってみたが、見つからなかったので、レアの天幕を出てラケルの天幕にはいった。
しかし、ラケルはすでにテラピムを取って、らくだのくらの下に入れ、その上にすわっていたので、ラバンは、くまなく天幕の中を捜したが、見つからなかった。その時ラケルは父に言った、「わたしは女の常のことがあって、あなたの前に立ち上がることができません。わが主よ、どうかお怒りにならぬよう」。
彼は捜したがテラピムは見つからなかった。
テラピムは見つからなかった
だいたいラケルはなぜ父のテラピムを持って来たのでしょうか。それゆえにヤコブ一族は危険にさらされることになったとも言えるのではないでしょうか。何か神の前に、テラピムを持ってくる意味があったのでしょうか。ラバンが天幕に入って、捜している時、ラケルはどんな気持ちだったのでしょうか。ラケルが神の前に正しかったのかどうか私には分かりませんが、この時も神はヤコブを守ってくださったのではないでしょうか。私たちの正しさのゆえにではなく、神ご自身の誠実さのゆえに、神はヤコブを守られたのではないでしょうか。この誠実な神をわが主として、誠実に仕えて生きる。それこそ日本人の心ではないでしょうか。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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