【日本とイスラエル】イスラエルの失われた10支族

ラクダのキャラバン

日本と古代イスラエルとの関係について、久保有政氏のYouTube動画解説「シルクロードの『イスラエルの失われた10支族』」からご紹介いたします。

日本と古代イスラエルとの類似

・・・日本の風習、また神道の風習には、古代イスラエル宗教との類似点があまりに多い・・・。これはなぜなのか。一番考えられるのはやはり、「イスラエルの失われた10支族が古代日本にやって来た」ということである。

イスラエル10支族

イスラエルの10支族とはどんな人々だろうか。じつは古代イスラエルは、ソロモン王の時代(紀元前10世紀)までは統一王国を保っていた。しかしソロモンの死後、王国は分裂。南ユダ王国と、北イスラエル王国に分かれた。北イスラエル王国には、イスラエルの12部族のうち10部族がつき、また残りが南ユダ王国についた。

北イスラエル王国の滅亡

しかし北イスラエル王国では、統治者となった王に善い王が一人もおらず、罪に罪を重ね、ついに紀元前721年に神の罰を受けて、アッシリア帝国に侵略されて滅亡してしまった。その民のおもな人々は、アッシリア帝国に捕囚され、つまり連れ去られて、その後世界に離散した。彼らのゆくえは長く分からなかったので、多くの人はその北イスラエル王国の末裔を、「イスラエルの失われた10支族」と呼んできた。

アミシャブの調査

ところが最近、彼らはもはや「失われた」ものでもなくなってきている。なぜなら、その子孫を探し求め、さらには見出し、彼らのイスラエルへの帰還を助けている特務機関がエルサレムに存在するからだ。その名は「アミシャブ」。民間団体であるが、代表は故ラビ・エリヤフ・アビハイルである。彼は、「イスラエルの失われた10支族」を研究する人々の間では知らない人はまずいない、世界的に有名な人物だ。

「失われた10支族」の発見

アミシャブはすでに世界各地で、「イスラエルの失われた10支族」の子孫を見出した。とくに重要なのは、シルクロード周辺地域での子孫の存在である。たとえばアフガニスタン、パキスタンにいるパシュトゥン人(パタン人)は、古代イスラエル10支族の子孫である。同様に10支族の子孫は、クルディスタンやカフカス地方にもいる。また、ミャンマー(旧ビルマ)北東部のカレン族も、イスラエル10支族の子孫である。さらにインド=ミャンマー国境地域の「メナシェ族」(ブネイ・メナシェ・シンルン族)は、古代イスラエル10支族の一つ「マナセ族」だ。今日メナシェ族の多くはユダヤ教に回帰し、すでに1000名を越える人々が、アミシャブの手助けによってイスラエルに帰還し、幸福に暮らしている。

シルクロード

また中国のチャン・ミン族(チャン族 羌族)も、イスラエル10支族の子孫であると言われている。このようにイスラエル10支族の子孫の存在はシルクロード近辺に多い。つまり10支族の大半は、「東へ、東へ」行ったのである。そしてシルクロードの終点は日本である。ということは、「もしかすると10支族の本隊は、日本にまで行ったのだろうか」という疑問が浮かんでくることになる。

日本

アミシャブは、イスラエル10支族は日本にまで到達したのではないか、という観点のもと、日本に対する関心を深めるようになった。なぜなら彼らは、日本には古代イスラエルの宗教や風習の名残が色濃く残っている、という情報を、耳にしたからだ。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 出エジプト記 2章1~10節

さて、レビの家のひとりの人が行ってレビの娘をめとった。女はみごもって、男の子を産んだが、その麗しいのを見て、三月のあいだ隠していた。しかし、もう隠しきれなくなったので、パピルスで編んだかごを取り、それにアスファルトと樹脂とを塗って、子をその中に入れ、これをナイル川の岸の葦の中においた。その姉は、彼がどうされるかを知ろうと、遠く離れて立っていた。

ときにパロの娘が身を洗おうと、川に降りてきた。侍女たちは川べを歩いていたが、彼女は、葦の中にかごのあるのを見て、つかえめをやり、それを取ってこさせ、あけて見ると子供がいた。見よ、幼な子は泣いていた。彼女はかわいそうに思って言った、「これはヘブルびとの子供です」。

そのとき幼な子の姉はパロの娘に言った、「わたしが行ってヘブルの女のうちから、あなたのために、この子に乳を飲ませるうばを呼んでまいりましょうか」。パロの娘が「行ってきてください」と言うと、少女は行ってその子の母を呼んできた。

パロの娘は彼女に言った、「この子を連れて行って、わたしに代り、乳を飲ませてください。わたしはその報酬をさしあげます」。女はその子を引き取って、これに乳を与えた。

その子が成長したので、彼女はこれをパロの娘のところに連れて行った。そして彼はその子となった。彼女はその名をモーセと名づけて言った、「水の中からわたしが引き出したからです」。

モーセの誕生

大変不思議な出来事ではないでしょうか。ヘブルびとの男の子は殺されなければならないとされていたにもかかわらず、モーセは殺されることなく成長しました。その母はその子の麗しいのを見て、三月の間隠していたとあります。多くのヘブル人の母親は男の子が生れれば、泣く泣く殺したのではないでしょうか。しかし、モーセは殺されませんでした。また、エジプト王パロの娘に発見され、パロの娘はヘブル人の子だと分かったにもかかわらず、モーセを殺しませんでした。かわいそうに思ったと記されています。モーセの姉の申し出さえもパロの娘は受け入れています。大変不思議な出来事ではないでしょうか。モーセは実の母によって育てられ、成長した時、パロの娘の子として受け入れられます。ここには神という言葉は出てきませんが、モーセの母も、パロの娘も、皆、神によって与えられた人間本来の心の感じるままに、誠実にそれに従ったのではないでしょうか。たとえ神という言葉を使わなかったとしても、私たちには神から与えられた心があり、その心で何が正しいことなのかを判断することができるのではないでしょうか。それは神から与えられた思いということもできるかもしれません。その心に誠実に従う事。人間的な策略や、自己中心的な思いではなく、神から与えられた心に誠実に従って生きる。そこに本来の人間の喜び、幸いがあるのではないでしょうか。決して策略をめぐらし、駆け引きと陰謀によって、自分の思いを通したとしても、そこには心の安らぎも、本当の幸せもないのではないでしょうか。神の前に誠実に生きる事。それが人間本来の姿ではないでしょうか。

いかがでしたか

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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