神様は私たちを救ってくださる。これが福音、つまり良い知らせです。だから、私たちはもっともっと神様に心を向けて、神様に頼って歩んでいいんだと思います。それは私自身、もちろんいろんなことがありますが、どんな時にも神様を見上げて歩むことによって、どれだけ大きな励ましをいただいて来たかということを思う時に、多くの人にそのことを伝えたいと思います。
神様は私にどう生きるべきかという指針を与えてくださり、また私が力を失っている時には励ましを与えてくださいます。いつも、ただ正解を与えてくれるということではありませんが、どのように考えて行けば良いのかということについて、答えだけでなく、経験させることによって導いてくださり、私自身を深めてくださっていると感じます。自分の知識と力がすべてだという生き方ではなく、神様の知恵と力を求めながら歩めることは大きな恵みであり、安心を感じます。もちろん、神様の声が直接聞こえてくるという訳ではありませんが、心を静めて、神様に祈ったり、また誰かとの会話の中でも、神様からの思い、声なき声を感じるように思いますし、感じ取るようにしています。
聖書は私にとって、確かに大きな示唆を与えてくれる書物です。もちろん、一字一句守らなければならない宗教の戒律だとは思っていませんが、いろんなことを考えさせられます。大変有益な歴史的な本だと思います。でも、有益な本は聖書だけではないと思います。大切なことは何かの教えではなく、あなたはどう信じて生きているのかということだと思います。
これまで、神様のこと、聖書のこととなると、宗教、キリスト教という枠組みの中で捉えられて来ることが多かったと思います。もちろん、キリスト教会に行ったり、宗教団体に所属することで励みになるということであれば、それも良いことだと思います。でも、大切なことはキリスト教徒になるとか、宗教団体に所属することではなく、神様に心を向けて歩むことだというのが私たち「日本人の信仰と聖書について考える会」の考え方です。
私たちのホームページやブログが皆さんの豊かな人生のために、少しでも参考になれば嬉しく思います。質問などありましたら、遠慮なくお知らせください。心から祝福をお祈りいたします。