【日本とイスラエル】神社と幕屋の類似(4)偶像がない

エジプトの神々

日本と古代イスラエル人との関連について、久保有政氏のYouTube動画解説「神道のルーツとユダヤ2」からご紹介いたします。

みな偶像をつくった

人間は、木や石などで神の像を形作り、とかく偶像をつくりやすい。古代世界においてはほとんど誰もが偶像を持っていた。それは目に見える神だったからである。古代メソポタミヤの宗教もみな偶像をつくった。エジプトもそうだった。

偶像をつくらない宗教

仏教でも、様々な仏や神の像を作り、偶像をつくる。ヒンズー教や、ギリシャ、ローマの宗教などもそうである。カトリックのキリスト教にも偶像がある。しかし、ただユダヤ教と日本神道においては、古代から一貫して偶像がつくられなかったのだ。世界広しといえども、偶像をつくらない宗教は、ユダヤ教と日本神道とイスラム教だけである。

神々の図像化

もっとも、なかには神の形をかたどった像が置かれている神社も、ときに見かけることがある。たとえば出雲大社には大国主尊の像があるし、松尾大社には豊玉姫像がある。しかし、日本で神々の図像化が始まったのは、9世紀初頭以降のことである。

真言密教の影響

それは空海の真言密教の影響を受けてのことで、それ以前にはなかったものだ。真言密教は仏や神の世界をしきりに図像化するものだから、それを真似たか、対抗する気持ちが働いたのだろう。しかし、神を図や彫像で表すのは、神道本来のあり方ではない。

アンドレ・マルロー

フランスの作家アンドレ・マルローも、この点を鋭くついている。彼は来日したおり、三重県熊野の速玉神社で、名高い男女一対の神像を見た。宮司がもったいなげに御簾をあげ、懐中電灯で一瞬だけ照らし出して、すぐさま御簾をおろして見せてくれたのだが、そのときマルローはこう言ったのだ。

「あの異形の外観は、儒教的だ。ご神体と聞かされたが、そんなはずはない・・・」

マルローのこの評価はただちに神社界を走り、速玉神社は動揺したという。そういうことを竹本忠雄氏が書いている。このように神道は、本来はユダヤ教と同様に偶像をつくらない宗教なのである。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 31章43~50節

ラバンは答えてヤコブに言った、「娘たちはわたしの娘、子どもたちはわたしの孫です。また群れはわたしの群れ、あなたの見るものはみなわたしのものです。これらのわたしの娘たちのため、また彼らが産んだ子どもたちのため、きょうわたしは何をすることができましょうか。さあ、それではわたしとあなたと契約を結んで、これをわたしとあなたとの間の証拠としましょう」。

そこでヤコブは石を取り、それを立てて柱とした。ヤコブはまた一族の者に言った、「石を集めてください」。彼らは石を取って、一つの石塚を造った。こうして彼らはその石塚のかたわらで食事をした。

ラバンはこれをエガル・サハドタと名づけ、ヤコブはこれをガルエドと名づけた。そしてラバンは言った、「この石塚はきょうわたしとあなたとの間の証拠となります」。それでその名はガルエドと呼ばれた。またミズパとも呼ばれた。彼がこう言ったからである、「われわれが互に別れたのちも、どうか主がわたしとあなたとの間を見守られるように。もしあなたがわたしの娘を虐待したり、わたしの娘のほかに妻をめとることがあれば、たといそこにだれひとりいなくても、神はわたしとあなたとの間の証人でいらせられる」。

神を証人とする

ラバンの言葉を見ると、ラバンがヤコブに不当な扱いをしたのは、二人の娘や孫たちへの思いもあったのかもしれません。しかし、それは自己中心的であり、本当に娘たち、孫たち、そしてヤコブの幸せを願ったものではなかったように感じられます。自分の思いではなく、本当の幸いとは何かを考えなければなりません。そのためには自分の思いを退け、神に立ち返り、神の前に正しく判断することが求められます。ラバンも最後は神を証人とすることで、ヤコブ一族を送り出したのでしょう。それは止むを得ずといった印象もぬぐえませんが、自己中心的なラバンでさえ、神に委ねることで受け入れることができた。または、受け入れざるを得なかったのではないでしょうか。

いかがでしたか

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目次
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二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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