【日本とイスラエル】川守田英二博士の民謡解釈

八丈島から見た海

ヘブル語学者の川守田英二博士の研究について、久保有政氏のYouTube動画解説「日本のルーツとユダヤ2」からご紹介いたします。

川守田英二博士の研究

さらに、ヘブル語学者の川守田英二博士の研究も有名である。彼は、日本の多くの民謡に対しヘブル語解釈を施している。以下は、その幾つかの例である。

「都の城地固め唄」(宮崎)

「エンニャ エンニャ エンニャトナー エンニャトナー エンニャ」

これをヘブル語として読むなら、「わたしはヤハウェ、わたしはヤハウェ わたしはこれをあなたに与える わたしはこれをあなたに与える わたしはヤハウェ」の意味となる。

「エンニャ」はヘブル語の「エァニ・ヤハ」と解釈され、「わたしはヤハウェ」の意味である。エンニャは、非常にきれいなヘブル語だ。聖書において、ヤハウェ神は、アブラハム、イサク、ヤコブらに、カナンの地を与えると約束された。それを歌ったものと思われる。

「建国地固め唄」(仙台)

「ヤレコノ エンヤラヤエ ヤレキタコラサノ エンヤラヤエ」

これをヘブル語として読むなら、「(神武天皇が)イハレと改名されたのは、彼がヤハウェを信じていたからである イハレが私たちの支配者を自称されたのは 彼がヤハウェを讃えていたからである」となる。

「イハレ」は、イハレ・ビコノミコトとも呼ばれる神武天皇のことである。「イハレ」は、ヘブル語で「ヘブル」を意味するイブリ、あるいは「エフライム」(古代北イスラエル王国の王の部族)を意味する「エフラ(イムは弱く発音)」に由来するものともいわれる。

「漁船漕付唄」(広島)

「ヨモセ ヨモセ ヨーイヤマ カセノ ヨイヤナ」

これをヘブル語として読むと、「ヤハウェ(神の御名)は救い主 ヤハウェは救い主 ヤハウェは私たちの敵を滅ぼされた ヤハウェは愛である」となる。

この唄は、厳島のほうより大量の旗印として舟先にノボリを2本立て、その対岸である広島の一漁村へ威勢よく帰るときのものである。

「漁船引揚唄」(能登半島)

「ヨンヨン ヨンヨンヨーン アリャリャン コリャリャン ヨーオイトナー」

これをヘブル語として読むと、「ヤハウェは恵み深い 私はヤハウェをほめたたえます 私はヤハウェをほめたたえます 私はヤハウェに呼ばわります ヤハウェがこれ(獲物)を賜ったからであす」

「田掻き唄」(岩手県)

「コーオーオーリャ ハアアー ヨオオオー ヨエードーオーコーオオリャー ヤアラーヨーオーウ ウーヨオーオエード コオーリャアーアサァー」

これをヘブル語として読むと「ヤハウェの御声は、おお主よ ヤハウェの御声は確立された ヤハウェは ほむべきかな ヤハウェの御声は主権者を確立された」

これらのヘブル語解釈の中には、多少無理のあるものもあるかもしれないし、別の学者やユダヤ人が解釈すれば、多少別の解釈ができるかもしれない。しかし、いずれにしても日本の民謡の囃子詞の多くはヘブル語だ、という説は大変興味深いものと言えるのではないか。(久保有政氏の解説からの引用は以上です。)

聖書を読みましょう

それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。

旧約聖書 創世記 47章1~12節

47:1ヨセフは行って、パロに言った、「わたしの父と兄弟たち、その羊、牛およびすべての持ち物がカナンの地からきて、今ゴセンの地におります」。 47:2そしてその兄弟のうちの五人を連れて行って、パロに会わせた。

 47:3パロはヨセフの兄弟たちに言った、「あなたがたの職業は何か」。彼らはパロに言った、「しもべらは羊を飼う者です。われわれも、われわれの先祖もそうです」。 47:4彼らはまたパロに言った、「この国に寄留しようとしてきました。カナンの地はききんが激しく、しもべらの群れのための牧草がないのです。どうかしもべらをゴセンの地に住ませてください」。 

47:5パロはヨセフに言った、「あなたの父と兄弟たちとがあなたのところにきた。 47:6エジプトの地はあなたの前にある。地の最も良い所にあなたの父と兄弟たちとを住ませなさい。ゴセンの地に彼らを住ませなさい。もしあなたが彼らのうちに有能な者があるのを知っているなら、その者にわたしの家畜をつかさどらせなさい」。

47:7そこでヨセフは父ヤコブを導いてパロの前に立たせた。ヤコブはパロを祝福した。 47:8パロはヤコブに言った、「あなたの年はいくつか」。 47:9ヤコブはパロに言った、「わたしの旅路のとしつきは、百三十年です。わたしのよわいの日はわずかで、ふしあわせで、わたしの先祖たちのよわいの日と旅路の日には及びません」。 47:10ヤコブはパロを祝福し、パロの前を去った。 

47:11ヨセフはパロの命じたように、父と兄弟たちとのすまいを定め、彼らにエジプトの国で最も良い地、ラメセスの地を所有として与えた。 47:12またヨセフは父と兄弟たちと父の全家とに、家族の数にしたがい、食物を与えて養った。

ヤコブはパロを祝福した

ヤコブはエジプト王パロの前にやって来ました。エジプト王パロがヤコブを祝福したのではなく、ヤコブがパロを祝福したと記されています。神の祝福は神の民を通して、この地上の他の人々にも注がれていくことを思わされます。人間的に見るなら、エジプト王パロこそ祝福の基のように見えるかもしれませんが、神の祝福は神を中心にして生きる神の民を通して、この地上の他の人々へと広がっていきます。神を中心にして生きる人は、自分が祝福された生活を送るだけでなく、他の人々をも祝福する者となるのです。人間中心、自己中心を退け、神に立ち返り、神を中心とした生き方をし、他の人々をも祝福する、祝福の基となる生き方をしようではありませんか。それこそが本来の日本の、この世界における使命です。日本人の信仰が世界を救います。

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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」

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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる

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投稿者: 吉村 忠敏

全ての問題の原因は人間中心、自己中心です。人間中心、自己中心を退けて、神に立ち帰って正しく生きるなら、どんな問題も解決します。しかし、人は生まれながらに人間中心、自己中心であり、そのことに気づいていないことも多々あります。だから毎日神に祈り、聖書を読むことをお勧めします。それは必ずしもキリスト教徒になることではありません。神を中心とした正しい生き方は本当の日本人の心を取り戻すことです。

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