世界でも独特な「日本精神」はどこから来たものなのでしょうか。そのルーツは日本と古代イスラエルの関係にさかのぼることができます。久保有政氏のYouTube動画「武士道:日本精神と聖書2」からご紹介いたします。
葉隠
有名な武士道の本『葉隠』に、「武士道というのは、死ぬことと見つけたり」とあります。・・・非常にわかりやすく言うなら、人間は死んだ気になってやれば、どんなことでもできるということでしょう。死というのは、ふつうの人間にとって最もこわいことです。
人間にとってこわいこと
人間にとって、こわいことはたくさんあります。人からどう思われるか、また失敗がこわいとか、いろいろあるかもしれないけれども、最もこわいことはやはり死でしょう。でも、死の意味を徹底的に追求していくときに、そこに非常に有意義な生が生まれてくるのです。
死の意味を追求する
死というものから逃げているうちは、私たちは決して有意義な生を送ることはできません。死というものの意味を徹底的に考える。追求する。死から逃げない。そのとき初めて有意義な人生が始まります。「このことのためなら死んでもいい」——それを持つとき、生は大きな意味を持ってきます。力がわいてきます。「このことのためなら死んでもいい」——それを持ったのが、武士でした。サムライでした。
李登輝
彼らだけではありません。人間だれしも、「このことのためなら死んでもいい」というものを持つなら、有意義な人生を送ることができます。そして、死んだ気になってやれば、どんなことでも成し遂げられないものはありません。李登輝さんは、台湾を再生し、民衆を救っていくことのためなら、自分は死んでもいいという覚悟でやって来られました。だから、台湾は立派な国家になることができた。
メメント・モリ
ヨーロッパには古くから、「メメント・モリ」(memennto mori 死を思え)という言葉があります。死を追求していくところに、本当の人生が始まりますよ、という意味です。人生は一回限り、後戻りできません。「何のために生き、何のために死ぬか」ということをしっかり持つことです。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 出エジプト記 7章1~7節
7:1主はモーセに言われた、「見よ、わたしはあなたをパロに対して神のごときものとする。あなたの兄弟アロンはあなたの預言者となるであろう。 7:2あなたはわたしが命じることを、ことごとく彼に告げなければならない。そしてあなたの兄弟アロンはパロに告げて、イスラエルの人々をその国から去らせるようにさせなければならない。
7:3しかし、わたしはパロの心をかたくなにするので、わたしのしるしと不思議をエジプトの国に多く行っても、 7:4パロはあなたがたの言うことを聞かないであろう。それでわたしは手をエジプトの上に加え、大いなるさばきをくだして、わたしの軍団、わたしの民イスラエルの人々を、エジプトの国から導き出すであろう。
7:5わたしが手をエジプトの上にさし伸べて、イスラエルの人々を彼らのうちから導き出す時、エジプトびとはわたしが主であることを知るようになるであろう」。
7:6モーセとアロンはそのように行った。すなわち主が彼らに命じられたように行った。 7:7彼らがパロと語った時、モーセは八十歳、アロンは八十三歳であった。
エジプトびとはわたしが主であることを知る
アロンとモーセがエジプト王パロのところに行って、イスラエルの人々を去らせるように言っても、パロは心をかたくなにして、アロンとモーセの言うことを聞かないと神は言われます。それが神の計画であり、意図だと神は言われます。なぜなのでしょうか。それはエジプトにさばきをくだし、最終的に神の力によってイスラエルの人々がエジプトを去る時、エジプトの人々も神が世界の中心であること、神が主であることを知るようになると神は言われます。それが神の計画なのです。ただイスラエルがエジプトの苦役から解放されれば良いということではなく、神は人間の思いを超えた計画を持っておられることが分かります。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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