日本と古代イスラエル/古代ユダヤの類似について、久保有政氏のYouTube動画解説「日本のルーツとユダヤ3・日本にもあったエデンの園伝説/中近東にもあった「ヤマト」」からご紹介いたします。
アダムとイブ
沖縄の始祖以来の流れを汲むミントン家(ミントン城をつくった)では、先祖は「イブ」という女神を祀る祭壇をもった、という話もある。この「イブ」とは、エバのことだろうか?さらに、沖縄版アダムとエバ伝説の地・古宇利島の近くには、「アダ」(安田)と、「イブ」という地名もある。恩納(おんな)村に「いんぶビーチ」というのがあり、年配の方はこの「いんぶ」を「イブ」という。
土に帰る
沖縄ではさらに、「人は死んで土に帰る」ということもよく言われる。これも、神がアダムとエバに語った言葉と同じである。聖書には、「あなたは土だから土に帰る」(旧約聖書創世記3章19節)と書かれている。
アダマーの神
この「土」は、原語のヘブル語で「アダマー」である。アダマー(土)から造られたから、最初の人を「アダム」と言うわけだ。・・・そして興味深いことに沖縄の人は、人が亡くなって土に帰ろうというときに、「アダマーの神よ」と呼びかけて祈る。
「アダマーの神にお願いします。○○が亡くなりました。どうぞお願いします。骨は朽ちることなく、時が来るまで神の守りの中に置いて下さり、肉は肉開かせて土に返してください。人の霊は、天の国の親加那志(うやがなし 宇宙の創造者なる絶対神。加那志は様の意味)が清めて下さり、受け取ってください。天の神々へこの世の者たちからのお願いは、○○が生前、神を畏れない行為や罪があったなら、どうぞ私たちにその罪科は負わせないで下さい」
というような祈りである。このアダマーは、アダムのことであろう。古代イスラエル人は神に祈るとき、「アブラハムの神よ」「イサク、ヤコブの神よ」などと呼びかけて祈ったが、「アダムの神よ」と呼びかけてもよい。神は、アダムの神でもある。そして、この沖縄の祈りは、内容も古代イスラエル人的な祈りだ。
大洪水の伝説
そのほか沖縄には、聖書の創世記に記された「ノアの大洪水」に似た話も伝わっている。沖縄の波照間島(はてるまじま)の神話によれば、世の始まりのとき、兄姉のふたりがミシクの洞窟に隠れ、油雨の大洪水に耐えて生き延びたという。島というのは、ふつう「大洪水」のほとんどない所である。それでもこうした大洪水の話が神話の形で残ったのは、若干細部が変わりながらも、先祖が経験した出来事の記憶が子孫に言い伝えられてきたから、とみてよい。(久保有政氏の解説からの引用は次回に続きます。)
聖書を読みましょう
それでは今日も聖書の続きを読みましょう。聖書は、古代イスラエル系渡来人によってもたらされた日本の文化、伝統、習慣、信仰、国民性のルーツです。キリスト教の経典としてではなく、日本の原点を知るために聖書を読んでみてください。
旧約聖書 出エジプト記 1章1~7節
さて、ヤコブと共に、おのおのその家族を伴って、エジプトへ行ったイスラエルの子らの名は次のとおりである。すなわちルベン、シメオン、レビ、イッサカル、ゼブルン、ベニヤミン、ダン、ナフタリ、ガド、アセルであった。ヤコブの腰から出たものは、合わせて七十人。ヨセフはすでにエジプトにいた。
そして、ヨセフは死に、兄弟たちも、その時代の人々もみな死んだ。けれどもイスラエルの子孫は多くの子を生み、ますますふえ、はなはだ強くなって、国に満ちるようになった。
イスラエルの歴史
ヤコブとその子らの世代はこの地上を去り、時代はさらにその子らの時代になっていきます。これはイスラエルの歴史です。第三世代は、まだカナンで生まれた者もありましたから、幼い頃のカナンの記憶もあったかもしれません。しかし、今の生活の場所はエジプトであり、そこでイスラエル民族は増え、強くなり、エジプトに満ちるように、つまり、エジプトの地で繁栄していった様子が記されています。
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目次
一章 世界から称賛される日本人の国民性
二章 日本人の宗教観
三章 古代日本にやって来たユダヤ系渡来人の影響
四章 日本人の信仰
五章 「人生の目的」
六章 「人間関係」
七章 「子供の教育」
八章 「恋愛・結婚」
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目次
第一章 学園の日常
第二章 イエスの教え
第三章 神と共に生きる
第四章 私が得たもの
第五章 古代ユダヤ人によって日本にもたらされた信仰
第六章 日本人の幸せ
第七章 日本の危機
第八章 求められているもの
第九章 信じるということ
第十章 宗教ではない
第十一章 日本人の宗教観
第十二章 現実逃避なのか
第十三章 神と共に生きる
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